こんにちは。ウェルビー荻窪駅前センターの職員です。
今回はオフィスワークシミュレーションというカリキュラムの中で「企画課」に配属された利用者様2名にウェルビー荻窪駅前センターを卒業された方の体験談などをお話しいただくOB・OG交流会のイベント運営を通して、感じたことや学んだことを感想文として作成していただきました。
まず、お一人目は今回の企画課に参加したことで、話を聞く態度を示す事、発言の重要性を学ばれた方の感想文です。それではご確認ください。
『OB・OG交流会を今、振り返ってみて』
こんにちは、ウェルビー荻窪駅前センター(以下、センター)に現在通所している利用者です。寒い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、センターでは先日、『OB・OG交流会』を開催しました。
OB・OG交流会とは、センターに現在通所している方々がセンターを卒業して働かれている方々をお招きして、主に働かれている職場環境や就職活動での体験などの話を聞き、これからの就職活動の参考にするために開催されるイベントです。
このOB・OG交流会の準備についての話し合いが始められたのはイベントの企画自体も未経験だった私が、ここのセンターに通所を開始してからまだ3カ月ほどしか経っていなかった頃でした。そのため、私はイベントの準備についての話し合いの時にはとても緊張していました。
始めの頃の私は他のメンバーの話について行くのがやっとの状態で、話し合いが終わるたびに「もっとあの場面で、どうしてあの事を言っておかなかったのだろうか?」とか「もっと他に何か出来る事があったのではないのだろうか?」などいろいろと考えてしまいました。
しかし、何回か話し合いに参加するうちに段々と状況をつかむ事ができるようになり、また段々と話の流れの全体が見えてくるようになり、少しずつ発言回数も増えて行きました。またずっと言えなかった事などタイミングを見計らって言えるようになるなどの成長も少しは見られたのではないのかなと思います。
私は実際に話し合いに参加した一員として大切だなと感じた事が2つありました。1つ目は他のメンバーに対していつでも話を聴く態度を示す事、2つ目は現時点で話し合いの中で何が決まっていて、何が決まっていないかを把握して、さらにそれらの事を常に意識する必要があるという事でした。
私はOB・OG交流会の3カ月の準備期間に細かい失敗をたくさんしたと思っています。しかし、この2つの大切な事を学べたのはとても良かったと思っています。
当日のOB・OG交流会には、総勢12名のOB・OGの方々がいらっしゃいました。最初静かだった部屋がOB・OGの方々が来訪するにつれてどんどんと賑やかになっていき、私はその雰囲気に圧倒されてしまいました。しかしOB・OGの方々はとても気さくな方々ばかりで、私はイベントの間メモを取りながら楽しんで話を聴く事ができました。
私はOB・OG交流会は準備に参加したメンバーがお互いに協力し合ったおかげで、無事に終える事ができたと思っています。また、後日の振り返りの際には細かい期日を職員に相談する必要がある事や、本番の受付の案内の管理の方法を考えておくなどの具体的な改善点を洗い出せたと感じています。
最後に私はこのOB・OG交流会の経験を今後の日々の訓練や就職活動全般に活かしていこうと思っています。読んでくださってありがとうございました。
~職員からの声~
全体像が想像できない中で新しいことに挑戦すること自体、不安があったかと思います。
その中で自身の出来ることを模索し、他者の意見に耳を傾け、理解しようと努力されていた印象です。
また、今回の経験を通して、訓練時に相談・報告のスキルを向上されたと感じます。
次に感想を紹介するお二人目は、元々他者とのコミュニケーションの際に自発的に発言することや自分から積極的に行動することに苦手意識を感じていた方の感想文です。それではご確認ください。
『企画課(9月~11月)感想』
今期の企画課では、OB・OG交流会の企画を行いました。
OB・OG交流会の感想として、業務量が多く感じ時間に余裕がなく途中不備が発生し、かなり苦戦しました。しかし、参加者が多い中でイベントをできたこと、アンケートで好評が多かったことなど、達成感がありました。
以前に企画課に参加したこともあるのですが、その際と比べて今回はイベント以外でも書記や議事録といった係を受け持つことが多かったです。任された係や担当を達成できたことや無欠席で企画課に参加できたことは良かったと思います。
しかし、全体を通して職員の方から見た私の印象として、あまり作業に積極的ではなく、業務への熱量が少なかったように感じたそうです。自分では、態度や言葉遣い等、他の課に属していたときと変えていたつもりはなかったので、内心、苦手な業務だった為、そういった気持ちが伝わっていたのだと思いました。正直なところ、大きなイベントをやり遂げた達成感もあったのですが、苦手な業務を続けていくストレスを感じたのも事実です。
また、積極性や自己発信、業務の目的の把握といった自分の苦手とする業務やこれまであまり意識してこなかったことが求められたことも苦手意識を感じた要因の一つだと思います。
そういった苦手な業務を取り組んでいたことや、業務に苦手意識をもって取り組んでいたことが態度や業務の成果に表れていたことが、職員からの評価の原因であったように思います。
今回の企画課を通して、苦手な業務であっても、自分の得意な業務や楽しいと感じる作業を探すことで、モチベーションを高め、態度を改善していきたいと感じました。
ただ、気を付けていても、苦手な作業に取り組むことでストレスを感じることが多く、また、この業務が好きな方や得意な方と比べ、どうあっても仕事の結果や態度に差が出てしまうと感じた為、上長からの評価は低くなりやすく、余計、ストレスをため込みやすくなるという悪循環に陥っていたように感じます。
そのため、苦手な業務に無理をして取り組むことは、雇用主と従業員双方にとってマイナスになるとも感じています。
今後、就職活動の際には自分の得意とすること、苦手とすることをしっかりと分析し、自分に合った業務を選ぶことを強く意識していきたいと感じました。
~職員からの声~
企画課に参加すること自体に苦手意識を感じていた印象ではありましたが、他のメンバーとの関わりの中で出来る限りコミュニケーションを取ろうと考えて行動し、今の自分に出来ることを模索しながら訓練に参加されていたご様子です。
今回の企画課に参加することで、自身の苦手なことを知り、自分に合った業務を考えるきかっけになったこと、また達成感を得たことで、ご本人の自信に繋がっていくと思います。
今後もウェルビー荻窪駅前センターでは様々な企画を考えています。今後も、定期的にイベントレポートを掲載いたします!
ウェルビー荻窪駅前センターでは、皆さんの“働きたい”を応援します。
資料だけではウェルビーのイメージがつかない部分もあるかと思います。
ぜひ一度センターを見学してみませんか?
見学は随時受け入れておりますので、ぜひ一度当センターにいらしていただきたいと思います。
お困りごとや相談ごとがあれば見学時やメール、電話等でもお聞きし少しでもお役に立てればと考えております。
随時、見学を受け付けておりますので、ご希望の方は下記まで電話(03-6915-1421)かメール(ogikubo@welbe.co.jp)にてお問い合わせください。皆様のお問い合わせをスタッフ一同お待ちしております。