皆さんこんにちは。ウェルビー静岡駅前センターです。
静岡駅前センターでは、土曜日に担当スタッフによるスペシャルプログラムを実施しています。5月18日の土曜日は 「エゴグラム」 を実施しました。
皆さんはエゴグラムというものをご存じでしょうか？
エゴグラムとは、エゴ（自我）+グラム（図）という意味であり、人の自我状態（心理状態）の勢力構造を図式化し、心の在り様を分析する方法です。
人の心には、たったひとつの人格があるわけではなく、様々な自我状態がひしめき合い、時と場合によって強くなったり弱くなったりしています。どの自我状態が強いかは、その時々によっても、個人によっても違います。
エゴグラムのパターンを調べて分析することで、意外に分かっていなかった自分自身の心を客観的に捉えることができます。知らなかった自分を再発見し、人間関係や就職活動などに活かすことを目的に今回実施しました。
〇エゴグラムの診断方法は？〇
～質問の答えを集計し、点数化してグラフにする～
5つの自我状態についての質問が各10問ほど、合計50問程度あります。
・待ち合わせの時間は守りますか？
・道徳に反する行動をしませんか？
・規則、ルールを守りますか？
・自分や他人の過ちを責めますか？
・他人の無責任な行動が許せませんか？
といった質問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」の３つから当てはまるものに回答していきます。その後各点数を、CP（支配性）、NP（寛容性）、A（論理性）、FC（奔放性）、AC（順応性）の順にグラフ上に点を打っていき、折れ線グラフにします。
数値が高い自我は、行動や態度など表面に現れやすく、いつも使っている心理機能で、数値が低い自我はあまり使っておらず、逆に言えば伸びしろがある心理機能ともいえます。
この日は回答用紙に記入いただいた後エゴグラムの自我の分類についての講義を行い、それぞれの自我のパターンの長所と短所、対策や適性職業などを一緒に学びました。
結果についてはスタッフが集計と分析を行い、後日参加された方たちにフィードバッグしていきます。皆さん自分の回答を思い出してどこが高かったのだろうと考えながら講義を聴いていました。
〇エゴグラムと就活〇
ではエゴグラムがどのように就職活動に生かしていけるのか？就職活動には２つの「分析」が重要だといわれています。１つは「企業分析」もう１つが「自己分析」です。
エゴグラムは信頼度の高い自己分析の手法の1つとして使われています。自分の性格的な傾向から適性のある職種を考える材料の1つとしても活用できますし、仮に自分が希望する職種に現時点で適性が高くなかったとしても、結果を踏まえて今後の取り組みで改善していくこともできます。
またこのエゴグラムは最近ではインターネットでも気軽に診断を受けることが出来るので、「わざわざプログラムとして受けなくても・・・」と思われるかもしれません。しかし！わざわざプログラムで受ける利点があるのです！！
それは、「検査の結果をセンター内での様子をよく知るスタッフと一緒に振り返り、より個人に合った分析が出来る。」という事です。
ウェルビーでは、平日のレギュラープログラム以外にも、今回のようなスペシャルプログラムも土曜日や祝日等を使って提供させていただいています。
ご興味を持っていただけたら、いつでもお問い合わせください！お待ちしています！！
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