【ウェルビー】職業リハビリテーション研究・実践発表会の発表報告

去る11月9日(木)から10日(金)まで、東京ビッグサイトにて第25回職業リハビリテーション研究・実践発表会が開催されました。

今年も演者としてウェルビー株式会社も参加し、これまで行ってきた障害のある方への就労移行支援に関する4つの活動実績をポスター発表しました。

 

1つ目は、支援開発係支援開発チームの高橋リーダーが「精神障害者・発達障害者の職場定着について 就労移行支援事業所が行う企業支援の試み・調査発表」というテーマで発表しました。

ウェルビーでは訓練を通して就職に結びつけるだけでなく、その職場でより良くより長く働いていただくことを目指しているため職場定着支援に力を入れています。昨年度はウェルビーを利用して就職された方の調査を発表しましたが、今年度は企業支援にまつわる調査を行い、調査結果とそこから見えてきた今後の取り組み課題を発表しました。

 

2つ目は、支援開発係の田中スーパーバイザーが「就労移行支援事業所における集団認知行動療法に基づいたプログラム効果② ~プログラムへの動機付けを高める~」というテーマで発表しました。

昨年度に引き続きの発表であり、集団認知行動療法に基づいたプログラム実施による調査結果を発表しています。

 

3つ目は、埼玉県委託事業で実施している発達障害者就労支援センタージョブセンター草加の取り組みについて梅原センター長が「埼玉県発達障害者就労支援センター ジョブセンター草加 事例報告 ~もしかして発達障害かも? から受けられる支援の形~」というテーマで発表しました。

昨年度はジョブセンター草加の概要を発表しましたが、事例について非常に関心が高い様子が伺われたため、今年度はジョブセンター草加でのケースを発表しました。

 

4つ目は、ウェルビー高崎駅前センターの谷川センター長が「就労移行支援事業所における障害者の職場定着支援に関する実績報告 ~ウェルビー高崎駅前センターの取り組み~」というテーマで発表しました。

ウェルビー高崎駅前センターは非常に高い職場定着率を誇っているため(2017年11月21日時点で100%)、これまでの支援を振り返ると共に今後の展望を発表しました。

 

どの発表も聴講者から多数の質問を受け、関心の高さがうかがえました。

これからも日々の支援の振り返りとノウハウの蓄積を行い、ご利用者様に満足していただけるようなサービスを提供できるよう努めてまいりたいと思います。