【ウェルビー】日本精神障害者リハビリテーション学会第25回久留米大会報告

11月16日(木)から18日(土)の3日間、福岡県の久留米シティプラザにて日本精神障害者リハビリテーション学会第25回久留米大会が開催されました。

同学会は「精神障害のある方々が地域社会の中であたりまえに暮らしていくことができるようになる」との目標を掲げています。そのため医療保健領域にとどまらず、福祉・就労支援の分野において活発な知識の交換や対話が行なわれています。

ウェルビー株式会社では口頭発表10 就労支援・障がい者雇用の分野にて以下の発表を行いました。

 

職場定着について就労移行支援事業所が行なう企業支援の試み・調査発表

■内容■
2018年より企業の障害者雇用率が引き上げられます。
障害を持つ方にとって、求人の増加は好ましいニュースですが、就職した後に本当に満足して長く働き続けられるかどうか、企業の受け入れ環境の見極めが必要になります。
企業にとっては、障害を持つ方の採用、採用後の戦力化の取り組みが課題となり、この機に新たに精神障害者雇用を始める企業も増加しています。

ウェルビーでは企業と障害を持つ方双方にメリットのある就業環境を作り出すことを目指しています。特に、効果的な職場定着支援のための調査・実践を継続しており、2017年は企業に対する支援に焦点をあてて調査・実践報告をしています。

■発表者より■
当日の分科会では、企業様からもご質問を頂き関心の高さを実感しました。
また当社のほかに、企業による障害者復職支援の取り組み、支援者による支援方法が多視点から発表され、全国で広がる支援の試みに大変刺激を受けました。

 

ウェルビーでは今後とも、障害のある方の活躍の場を創出するために、企業様への支援を続けていきます。より有効な支援のため、来年の実践にぜひご期待下さい。