【熊本水道町】冬至について

こんにちは、ウェルビー熊本水道町センターマーケティング課です。
 
年末年始特集最後の第三弾！
 
みなさんもニュース番組の天気予報などで「冬至（とうじ）」
という言葉を耳にしたことがあると思いますが、
今回は「冬至」について紹介します。
 
 
～冬至とは～
 
一年で最も昼が短くなる日で、夜が最も長い日のことを言います。
日本では、毎年12月21日頃から22日頃に冬至を迎えます。
 
また、一年で最も昼の時間が短いことから、運気が下がり、
身体も弱ると考えられていました。それを乗り越えるために幸運を呼び込み、無病息災を願う習慣が生まれたと言われています。
 
冬至は「一陽来復（いちようらいふく）」とも呼ばれるように、
悪い運が終わり幸運に向かう始まりの日でもあると考えられていました。
 
日本では、冬至の日に「ゆず湯に入る」「かぼちゃを食べる」
という習慣があります。
冬至の日には自分の生命力が強くなるように願いを込めて
冬至食を食べてゆず湯に入っていました。
 
・ゆず湯の由来
 
ゆずの香りは、邪気を払い、心身を清めます。
ゆずは何年もかけて実をつけることから
「長年の苦労が実る」という意味もあります。
 
さらに、ゆずにはビタミンCが豊富に含まれ、
血行促進や冷え性改善、風邪予防にも効果があるとされています。
そのため、冬至の日にゆず湯に入ることで体を温め、
無病息災を願うという習慣が生まれました。
 
・かぼちゃを食べる理由
 
かぼちゃは夏に収穫してから長期間保存できる野菜です。
冬の時期でも栄養を摂ることができるため、昔の人々にとっては貴重な食材でした。
 
冬至の日に「ん」の付くものを食べると運がつくと言われています。
かぼちゃ（別名：なんきん）、こんにゃく、にんじん、銀杏、きんかん、かんてん、うどんは「冬至の七種（ななくさ）」や「運盛り」と言われています。
 
現代社会では冬至を特別に意識する人は減っていますが、
自然のリズムを感じるいい機会でもあります。
 
太陽の力が最も弱まるこの日は、静かに自分を見つめなおし
心身をリセットするのにぴったりです。
 
以上、マーケティング課でした。