【ウェルビー】担当との二人三脚!~就職までの道のり~ 職員×利用者対談

「働きたい・・・」「働ける?」「働こう!」
ウェルビーと共に就職までの道のりのスタート地点に立ち、ゴールを目指そう!
 
 
一歩踏み出す気持ちはあっても一人で行うのは大変ですよね。
「二人は一人に勝る」という言葉ありますが、まさに就職へ向けての訓練は、一人で行うより誰かと共に行った方が視野が広がります。
 
今回はウェルビーをご利用されている”伊藤さん(仮名)”に担当職員と二人三脚で頑張っているお話を聞いてみました!
 
 
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職員
伊藤さん(仮名)はウェルビーに通所して約半年が経ちますが、まず生活面でどのような変化がありましたか?

はい、ウェルビーへ通所する前は約10年ほど引きこもっていました。そのため、まず朝起きることからが挑戦でした。

伊藤さん
職員
そうですよね。最初のころは生活パターンを変える事への疲労が出ていましたね。最初は何日からの通所をされていましたか?

最初は朝起きるのが辛くて通えない、ということを避けるため担当職員の方にご提案いただき、週3日の11:00-14:00というイレギュラーな時間にしてもらい、通所を始めました。

伊藤さん
職員
そうでしたね。久しぶりの外の世界ということもあり、人と接する怖さもあったので新しい環境に馴染むという点で、最初は入口まで担当職員がお迎えに行っていましたね。
でも今では、他のご利用者様へ積極的に挨拶をするなどコミュニケーションを図ることができるまでになり、週4日の安定通所ができています。素晴らしい成長ですね!
訓練においては、どのように進めていますか?

正直、苦手な訓練を行っていると気持ちが落ちてしまうことが度々あったのですが、なかなか(担当職員の方へ)言い出せずにいて、それが原因で欠席も続き落ち込む日々でした。
しかし定期的に実施されている面談の時に、思い切って相談したところ、個別カリキュラムのご提案をいただきました。

伊藤さん
職員
その(面談)時の担当職員はどのように動いてくれましたか?

はい、ドキドキしながら伝えたのですが、親身に自分の気持ちを聞いてくださり、一緒に対策を考えてくれました。
就職するために必要なことやこの先のスケジュール、自分が今トレーニングプランの中でどの位置にいるのか、などをかみ砕いて説明してくれました。また、自分に合った訓練内容に変更もしていただけました。
そのおかげで、少しずつやれることが増えてきたこと、自分がどの程度出来ているのか、少しだけ自分の自信に繋げていけるようになりました。
現在は、面接のための準備を「就活サポートノート」を用いて月に2回、面接練習の時間を個別に設けてもらっており、就職が現実的なものになってきています。

伊藤さん

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このように、ウェルビーでは一人で訓練を行うわけではありません。無理のない訓練計画を担当職員と一緒に取り組みます。
そこで養えるのは、集中力と効率性、持続力です。これは決して一人だけで出来るものではありません。
 
つまづいたら、その原因を分析し、対応できるよう一緒に考える。そのようにしてモチベーションを高めていきます。
就職活動においてもそれを成功させるためには、客観的な視点を取り入れた自分の強みと弱みを知ることやウェルビーで受けた訓練をどのように面接官に伝えることが出来るか、そして企業に関する多角的で正確な情報を多く集めることが大切になります。
 
しかし、一人で情報収集すると多角的視野に立てないため、どうしても自分が集めやすい情報・知りたい情報ばかりに目が行ってしまい、情報が偏ってしまいますよね。
また、客観的な視点からアドバイスしてくれる人がいないと、間違った企業選びやアピール方法で上手くいかない場合に、自分の何が悪いのかが分からず軌道修正できないという難点があります。
 
まずは体調管理から生活リズムを整える事、次にコミュニケーションスキルを少しずつ身に付けていき、ウェルビーに通うことで職場の疑似体験をして働くイメージをし、個別に必要な業務スキルを身に付ける事。
 
これはまさに担当職員と共に行って果たせることです。
担当職員と共に並び、互いの足をウェルビーというひもで結び合わせ、二人が歩調を合わせて前に進む。
共に協力して就職までの道のりを歩いていきましょう!