【京都四条烏丸】通所してから就職するまでについて

みなさまこんにちは!最近急に冷えるようになり、季節の変わり目を感じさせる頃となりました。体調を崩さないようにしていきたいですね。
今回はめでたく就職先が決まったご利用者の方について、通所してから就職するまでに取り組んできたことをまとめていただきましたのでご紹介したいと思います。

~通所し始めのころ~
私がウェルビーに通所し始めた頃は、ある程度自分の障害の特性は理解しているつもりでしたが、その対処法というのはほとんど考えられていませんでした。そのせいで以前は体調を崩しがちでした。

~通所してから~
ウェルビーに通所してからしばらくは自分の障害と向き合い、どのような時に症状が現れるのか、また症状が現れた時の対処法を知る期間でした。私は人と話すと不安になることがあり、ディスカッションやグループワーク、企業実践でのチームでの業務などで不安になることが多かったです。ですが通所を続けているうちに、以前のようにその不安に押しつぶされ体調を崩してしまうということは減っていきました。その理由を考えてみると、前職では不安な時に気軽に相談できる環境がほとんどなくストレスを抱えたままになり、体調を崩していました。ですが、ウェルビーでは担当のスタッフの方と定期的に面談があり、不安なことは相談することができます。そこで私は「定期的に決まった人と相談できる機会がある」という環境が私にとっては症状の対処法であることに気がつきました。
私の場合は、「体調が悪い時期」と「体調が良い時期」を比較することによってヒントを得られました。こうして自分の障害の症状と対処法を理解したことにより、ここから就職活動を始めることができました。

~就職活動~
就職活動では履歴書や職務経歴書、私の障害について等、書類を作成しなければいけませんが、その書類を作成する時も何度も何度も担当のスタッフの方に相談して添削をして頂きました。そのため私の場合は、書類を作成するだけでも相当時間がかかりました。ですが、何度も修正して確認していただく方が私は安心することができたので良かったと思います。

また、就職活動では書類審査の他には面接があるところが多いと思いますが、私は人と話すとき(特に初対面の方と話すとき)に緊張するので、かなり不安でした。
ウェルビーでは普段から模擬面接をスタッフの方とできる環境がありますが、前述した通り、しばらくは就職活動のことより自分の症状の対処法ばかり考えていたので模擬面接はあまりしておりませんでした。面接が決まってから慌てて無理を言って面接までの2,3週間ぐらいは毎日模擬面接をしておりました。おかげで最初はほとんど質問に、すらすらと応えられなかった状態も改善されました。ですが休みなく毎日行って模擬面接するのは大変でした。みなさまはこのようなことにならないためにも普段から模擬面接をしておくと慌てなくて済むと思います。
模擬面接や実際の面接を通して私が感じたことは、質問の応えとして企業実践で意識していたことをベースに考えるとやりやすいということです。(企業実践で実際に困ったときどうしていたのか、チームで意見が分かれた時どうしていたのかなど)なので、企業実践を継続的にやって良かったと思いました。

以上が、私がウェルビーで取り組んできたことです。

~最後に~
他にも、ウェルビーでは自分についての新しい発見や学びを得ることが多くありました。
今まで経験したことがなく、極度に不安でやりたくなかった電話応対がいざやり続けてみると意外と慣れてくることや、人と会話する時に「アサーション」(気になる方は調べてみてください)を意識することなどです。
このように新しいことに挑戦する機会はたくさんあるので、ご自身の障害の特性や症状と相談しながら、いざやってみると気づきを得ることがあるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

いかがだったでしょうか?
ご自身で努力した成果が、就職先に結びついた結果になりますが、その努力していく方向をウェルビーでは一緒に考え、支援していきます。

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まずはお気軽にこちらまでお問合せくださいませ。

京都四条烏丸センター/℡:075-585-5130