【溝の口】「利用者企画 グループディスカッション」GW特別プログラム

こんにちは!ウェルビー溝の口駅前センター企業実践 企画課です。
障害者の就職を支援するウェルビー溝の口駅前センターでは、5月3日(月)に、利用者が実行委員となり、ルールを設けた上で、「グループディスカッション」を実施いたしました。今回は、3月に利用者同士で“ディスカッションで話し合いたいテーマについて”を話し合った内容をもとに、グループディスカッション行いました。

<グループディスカッションとは>
グループディスカッションは、与えられたテーマに沿って、グループで話し合い結論を出すワーク。
定刻になると担当者からテーマや制限時間、ルールなどが伝えられ、自己紹介などをした後に意見を出し合い、グループとしての意見をまとめて発表します。テーマの例は、「同僚とのコミュニケーションについて」「あなたが採用担当なら、どんな採用方法を取り、どんな人物を採用したいか」等を基に話し合いを行います。

<グループディスカッションとグループワークの違いとは>
グループディスカッションは議論の内容が主な評価対象となるのに対して、グループワークは最終的なアウトプットが主な評価対象となります。 つまりグループディスカッションとグループワークの最大の違いは、グループディスカッションは「議論そのもの」が目的で、グループワークは「議論の結果」が目的である点です。

<カリキュラムの流れ>
1. アイスブレイク
2. テーマや時間、ルールなどを職員より伝えられる
3. 自己紹介をする
4. 役割(司会、書記、発表、タイムキーパー等)を決める
5. それぞれの意見を出し合ったり、共同作業を行ったり、ディスカッション行うグループとしての意見をまとめる(成果物があるなら、成果物の制作)
6. 発表する

<アイスブレイクとは>
アイスブレイクとは、参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「硬い氷をこわす、溶かす」という意味を持っています。参加者を和ませてコミュニケーションをとりやすい雰囲気を作り、そこに集まった目的の達成に積極的に関わってもらえるようにするために、ミニゲームを行うことです。

<グループディスカッション中の注意点>
①誹謗中傷や人の意見の否定、意見の発表を遮る行為はせず最後まで話を聞くこと

②いやなとき、わからないときはパスができます

③政治や宗教に関わる話は控える

④お手洗い等で席を外す場合は、グループのメンバーやカリキュラム担当職員に一言断りを入れてから離席すること

⑤個人情報を外部に持ち出さないようにすること

<活動実施報告>
4月より企画、準備を進めてきた企画課主催のイベントが、先日5月3日(月)に開催されました。
当日のディスカッションのテーマは「就職活動時のネガティブにどのように向き合うか」として話し合いを行いました。
当日までの企画課の活動の様子、当日の様子についてレポートします。
イベント開催までの準備として、企画立案・概要の決定・出題するクイズと心理テスト作り、スクリーンに映し出すクイズのパワーポイント作成・司会の台本作り・リハーサルなど、盛りだくさんの内容を2時間×5回=10時間で完成させました。
始めから全員のチームワークが良く、楽しみながら計画と作業が進んだことで、全員が自分の出来る事を全て出し切ってイベントの準備をしました。当日参加された方は、アイスブレイクでは和気あいあいと楽しんでいて、ディスカッションでは就職活動に備えて様々な意見を聞くことが出来て参考になりました等の意見をいただきました。

溝の口駅前センター画像①

 

<企画課の感想>
「緊張しましたが、参加された方に楽しんで頂けるように司会を進行することが出来て良かったです。」
「イベント運営する中で改善点を見つける事が出来ました。今回の経験を活かして次回のイベントをよりよい企画にしたいです。」
「参加された皆様が和気あいあいと楽しむ姿をみて、こちらも楽しく運営することが出来ました!」
などの感想をいただきました。

現在、感染症予防対策として職員・ご利用者様共に、毎日の検温、出勤・昼食時の手洗い消毒、飲食時以外のマスク着用、飛沫防止パーティションの設置、空気清浄機の設置、センター内の換気を行い、予防対策に努めております。
詳細はウェルビーホームページをご確認ください。

溝の口駅前センターでは、ご見学での訓練内容や就職までの道のりの説明、生活リズムの安定、職業適性の確認のための体験利用など、ご相談を随時受け付けております。
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