【荻窪】利用者様からの報告〈OB・OG会〉

こんにちは! 荻窪駅前センターです。
ウェルビーでは、「企業実践」と名づけた、実際の会社を想定した訓練を行っております。
荻窪駅前センターでは、企画・広報課、総務課、庶務課の3つの課に利用者の方々が配属となり、企業で働くイメージをつかみながら働く力を身につけていきます。
今回は、企画・広報課に配属された利用者の方々が「OB・OG会」を開催されました。
以下、企画・広報課の利用者様からのご報告です。
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はじまり

荻窪駅前センター① (1)
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こんにちは

4月中旬に当ブログにて告知しておりました通り、私達OB・OG会の実行チームは、5月22日の午後にOB・OG会を開催致しました (*^_^*)
少し日が経ってしまいましたが、イベントの様子をご報告致します!!

今回は、卒業生の方には9名お越しいただきました。
皆さん年代も卒業(ウェルビーから就職)されてからの期間もばらばらです。
私達荻窪の現利用者・現職員と久しぶりの方も居れば、初めましての方とも顔を合わすことが出来て、多くの意見をもらうことが出来ました。

こちらが当日のスケジュールになります。

〇第1部 卒業生による就職後のこと、ウェルビー通所中の意見発表
利用者の要望を取り入れまして、事前に参加希望の卒業生に話してもらいたい内容をお送りし、発表してもらいました。

〇第2部 座談会
基本的には就労に関連する内容で、卒業生・利用者共グループ毎に分かれてのフリートーク。自己紹介もかねてアイスブレイクにゲームも行いました。

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それでは会の様子と意見や感想についてです。
多くの方にも聞いて欲しいなあと感じたことをシェアしたいと思います。

①複数名の卒業生から言われたこととして、
「ベーシックトレーニング ※1」は頑張った方がいいよというお声がありました。
また利用者側からも共通の思いとして、ベーシックトレーニングを続けることが大変だ、実際何に役立つのだろうと思いつつやっているという意見がありました。

そこで卒業生からのアドバイスとしては、「実際の職場では行う作業が変わるけれど、ベーシックトレーニングを頑張ったことで、あらゆる仕事に対する基礎的な集中力や持久力がついたので、大変役に立ったよ」という言葉をもらいました。

このことを聞いて、普段行っている訓練が正直辛かったり飽きたりしてしまっても、就職後にこれが何に役立つか想像できるようになれば、訓練をもっと前向きに頑張れるのではと感じるようになりました。

※1 ベーシックトレーニングとは、仕分け作業や電源タップの部品の解体組み立て、電卓作業などを練習する時間です。
正確性やスピードの向上を目指すだけでなく、ルーティンワークを安定して長く続けるための力を養うのが目的です。

②内向的な性格だったが、利用者や職員とのコミュニケーションを重ねることで、自分から積極的に発信できるようになった。

自分から意見を発信できるようになれたのは、本当にいいことだなあと思います。
同じような悩みをもっている人と意見を交わしたり、解決手段や工夫を真似したりしてみる。
その悩みに詳しい人からアドバイスをもらう、一緒に考えてもらう。
自分の力だけでは乗り越えにくい課題でも、他人とのやり取りを続けることで自然に自信を付けられたのではないかと感じました。

③採用面接を受ける事業所の店舗があれば足を運んでみる。そこの店員さんと話してみてイメージをつかむ。
→応募先のことを身近に感じることができて、志望動機が書きやすくなった。

例えば自分の好きな喫茶店やレストランに就職したいとしたら、そのお店のどこが好きで、どういうところに貢献してみたいかなど考えますよね。
応募先のことを知ったのが初めてという場合、可能な限り真似したいなあと思いました。
身近に感じるという目線は、個人的に気付いてなかったので大切にしようと思いました。
店員さん(スタッフ)と話すということも、互いの印象や雰囲気を感じるためにやってみたいです。

④ウェルビーに来るまでは、オフィス系のソフトウェアを使ったことがなかったが、とことん突き詰めてMOS試験に合格、履歴書に書きたい材料ができた。

きっとご本人の努力あってこその成果なのですが、一から始めた上で、就職に間に合うよう資格を取れたことは本当にすごいなあと感じました。
今回の文章を担当している私は、PC関連の資格を持っていないのですが、半分は趣味であるエクセルで、表や資料、応用してイラストや図面を書くことが好きです。
エクセル関係の資格や業界ごとに求められるスキルなど、目的や方向性を考えて勉強すれば、応募時のアピール力がより増すはずだと確信しました。

⑤辛いことを言って(嘆いて・ぼやいて)良いと考える。素直でいることで自分の人となりを知ってもらえる。

これは吐き出す場や状況、相手を考えた上で、職場でもオフの場でも出来たらいいことです。
相談したいことや要求したいことがはっきりと分からない、まとまらない、自分でも何に困っているのか
分からないとき、先ずは思ったままのことを言葉にしてみる。
合図を素直に発信すれば思わぬところで解決の糸口や考えを改める、自分の姿を知らせてくれるきっかけになりそうですね。

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荻窪駅前センター④ (1)
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さてさて、いかがでしたでしょうか (^_^;)
ちょっと長くなりすぎてすみません。
でもどうしても知ってもらいたい思いで書かせていただきました。

障害者雇用での就労を含めて考えている我々にとって、情報収集はなかなか大変なんです。
公開されている情報量は決して多いとは言えず、その情報も誰がどのような目線で誰のために書いてくれているのか不明瞭なことがあります。
そのような時に、実際に働いている人の生の声が聞けることは本当に為になります。

今回の体験を機に、引き続き前向きに就職活動を頑張っていこうと思えるようになりました。

またウェルビーには、これから通所を決めた後輩の人たちが入ってきます。
私達もいずれは卒業生として、意見を提供して応援が出来る立場を目指したいと思います!!

おわり

荻窪駅前センターは荻窪駅から徒歩3分!杉並区・中野区にお住まいの方々が多く通われています。
さらに、練馬区等からも当センターにはバスで乗り換えなしで来ることができ、非常にアクセスしやすいです。
見学はいつでもお受けしておりますので、下記のいずれかでお申込みください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。

1.電話でのお申し込み
下記の電話番号にお電話ください。TEL: 03-6915-1421
2.メールでのお申し込み
下記の必要事項をご記入の上、メールでお申し込みください。
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