【溝の口】特別プログラム「物品請求書作成」「SPI3チャレンジ」のご紹介

障害者の就職を支援するウェルビー溝の口駅前センターでは、日頃の訓練の成果を確認するための実践的なカリキュラム「物品請求書作成」と総合適性検査の一つである「SPI3チャレンジ」を実施しましたので、ご紹介いたします。

「物品請求書」は、顧客からのオーダーの商品・品番・数量・単位を見て、物品リスト(PDFファイルまたは商品の冊子)から、オーダーの商品を探して(ピッキング)、単価・小計・税込み金額を求めます。オーダーは全部で、①8品、②10品、③10品、④10品の計38品です。
目標は、慌てずに正しく「物品請求書」を作成することとしました。
「物品請求書」作成に参加された利用者様は、50分の時間内で8人が合格しました。

「物品請求書」作成では、暗算、電卓操作、金額計算、消費税計算、検索能力、ペン字、集中力のスキルが試されます。

「SPI3チャレンジ」では、能力検査と適性検査の問題の一部を実施いただきながら、参考として実際に職員が実施した「SPI3診断表」を紹介しました。SPI3診断表には、1.性格特徴欄、2.応答態度欄、3.人物イメージ欄、4.チェックポイント欄、5.職務適応性欄、6.組織適応性欄 があります。

「SPI3」の問題・質問をいくつか紹介します。
1.問題(四則演算) ?に当てはまる数字は選択肢A~Eのうちどれか。
7.1+26.49+43.44=?
A.46.53、B.31.13、C.77.03、D.90.23、E.61.73

2.問題(確率) コインを二枚投げて、両方とも表になる確率は選択肢A~Eのうちどれか。
A.1/2、B.1/3、C.2/3、D.1/4、E.3/4

3.性格検査 質問:あなたの日常の行動や考え方にどの程度当てはまるか。最も近い選択肢を選びなさい。[A.当てはまる、 B.どちらかといえば当てはまる C.どちらかといえば当てはまらない D.当てはまらない] ①困難なことがあっても強きで進むほうだ [A~Dの中で1つ選ぶ] ②時間をかけて考えてから行動に移すほうだ [A~Dの中で1つ選ぶ] ③ユニークな考え方をするほうだ [A~Dの中で1つ選ぶ]

『特別プログラム 振り返り』
「物品請求書作成」を通して、利用者様が必要とするポイントが見つけられ、訓練へのフィードバックをすることができました。
「SPI3」の能力検査については、問題に慣れることが必要なので、センターに置いてあるSPI3問題集に取り組むことが大事です。通常の訓練の中ではわからなかった、利用者様の得意とする能力を垣間見ることができました。

現在、感染症予防対策として職員・ご利用者様共に、毎日の検温、出勤・昼食時の手洗い消毒、飲食時以外のマスク着用、飛沫防止パーティションの設置、空気清浄機の設置、センター内の換気を行い、予防対策に努めております。
詳細はウェルビーホームページをご確認ください。

溝の口駅前センターでは、ご見学での訓練内容や就職までの道のりの説明、生活リズムの安定、職業適性の確認のための体験利用など、ご相談を随時受け付けております。
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