【松山】「ウェルビーの就労支援」について

こんにちは、ウェルビー松山センター職員ブログです。

先日は、最高気温が19度と天気予報でありましたが、今日は最低気温2度!
急な気温の変化がありますので、体調管理にはお気をつけください。

本日は、「ウェルビーの就労支援」をテーマにブログを書きたいと思います。

ウェルビーでは「就活プログラム」というカリキュラムがあり、就職活動に必要な知識や準備について講義やワーク形式で訓練を行っています。
ウェルビーが考える就職活動の準備として
●自分を知る
●仕事を知る
●働く力をつける
の3つがあり、それを身につけて就職活動に向かい
◎よりよく働き続ける事を目的としてカリキュラムを行っています。

●自分を知る。では、自分の出来る事、出来ない事、得意、不得意、障害の特性や性格的なもの、体力や就労に必要なスキル、体調管理、服薬管理、など、自分の事を客観的に見られるようになる事を目的としています。
ただ、この「客観的」がとても難しい事です。自分では出来ていない・・。と思う事でも、他者から見ると、「就労段階まで出来ている」事も少なくありません。また、逆もあり、出来ている!と思っている事でも「もう少し訓練が必要」となる場合もあります。
自分を正確に知るためには、他者からの助言が必要です。
私たち職員は、「就労」の視点で、それぞれの利用者の希望と照らし合わせた助言を行っています。そして!自分を知る。で大切なのは、自分の事を他者に伝える事です。面接の場面だけでなく、日々、自分の事を適切に相手に伝える力も必要になります。その方法や伝える力もつけて行っていただきたいと思います。

●仕事を知る。では、様々な業種や職種、企業や求められる力を知ることを目的として訓練します。相手を知らないと仕事を長く続けることは出来ません。求人の見方だけでなく、お仕事全般の知識や理解を深めることで、就労に対して必要な事が見えてきます。

●働く力をつける。では、働くために必要な力について考えます。ウェルビーでは就労準備性ピラミッドを元に土台である、健康管理・体調管理、生活リズム・日常生活を身につけていただき、対人技能や基本的な労働習慣、職業適性を考えていきます。ウェルビーでの訓練を通して働くための土台を作り、仕事を始めてから起こる様々な課題を解決していける力を身につけます。

ウェルビーでは、3つの視点から就労に向けた準備を整えていきますが、一人で取り組むのではなく、職員と一緒に今必要な力や課題を見つけながら取り組みます。
支援のイメージとしては、ご利用者の後押しをするのではなく、隣を一緒に走るイメージで伴走しながら一緒に走って行ければと思います。

皆さんが、それぞれの就労イメージを持って「よりよく働き続けられる」よう、支援をしていますので、就労への悩みや課題をお持ちの方はぜひご相談ください。