【藤沢第2】「ベーシックトレーニング」について紹介

こんにちは、ウェルビー藤沢第2センターです。

この間まで暑いと思っていたら、いつの間にか涼しくなって参りました。非常に風邪をひきやすい時期となっておりますので、皆様は身体を冷やしすぎないよう、お気をつけくださいね。
さて、今回の更新では「ベーシックトレーニング」について紹介いたします。

 

◆ベーシックトレーニングとは?

日本語風に言えば「軽作業訓練」になるかと思います。「軽作業」とは、特別な技術や資格を必要としない作業、と解釈できます。
ベーシックトレーニングを学び・行う目的は次の通り。
①仕事に必要な力がイメージできる。
主に身に付くもの:「継続性」「準備・片付け」

②仕事の能力を高め、職場のルールを身に付ける。
主に身に付くもの:「指示の理解」「注意・集中力」「正確性・丁寧さ」

③いまの自分にできる作業はどのくらいか見極められる。
主に身に付くもの:「問題解決」「学習」「効率」「速さ」

軽作業を行うことで、「働くこと」のイメージを思い浮かべる、といったものとなります。

今回のブログではベーシックトレーニング4科目のうち2科目、
プラグタップ組立・分解」「仕分け・帳票整理」の紹介を行います。
◆プラグタップ組立・分解(解体)とは

閲覧している皆様の多くは見たことがあると思われる「電源プラグ」のネジをはめて一つずつ「組み立てる」、決められた個数を組み立て終わったら、今度はすべて「分解する(解体とも言う)」といった作業です。
◎プラグタップ組立・分解の目的および想定される仕事とは

目的:物品の構造を知り、正確に組み立て、分解ができ、作業能率を上げる事
想定される仕事:製造など、組み立て・ライン作業のある業務
所定の組み立て・解体作業を、ベーシックトレーニングの時間内に繰り返します。
焦らず慌てず正確に作業をすることが大事になります。正確な作業を心掛けることで、自然と速度・効率も上がっていきます。
精密ドライバーの扱いにも慣れます。※どうしてもドライバーが手に馴染まない場合は、交換できるか職員の方に相談しましょう。

 

◆仕分け・帳票整理とは

郵便物や名刺、伝票といった書類を決められたルールごとの「仕分け」とそのチェックから、その後別のルールに従いながら書類の並べ替えを行う「帳票整理」とそのチェックまで、総合してかかった時間(作業継続時間)を測る作業です。

 

◎仕分け・帳票整理の目的および想定される仕事とは

目的:素早く正確な情報処理、ルールに従った判断、立ち作業の持久力を身に付ける事
想定される仕事:帳票・伝票の整理、ファイリングといった、事務・庶務の業務

 

 

◎手順
☆まずはこの科目における一連の流れを説明いたします。

「マニュアル・指示書の確認」⇒
「指示書に沿っての仕分け」⇒
「記録(仕分けをしたカード枚数と正誤チェック結果を記録用紙に記入)」⇒
「帳票整理(カードの束を、指示書のルールに従って並び替える作業)」⇒
「記録(帳票整理の正誤チェック結果を記録用紙に記入)」

以上を1セットとして、作業継続時間(一連の流れにかかった時間)を記録します。

 

今回の説明はここまでです。「プラグタップ組立・分解」「仕分け・帳票整理」の2科目は立ち作業なので、立ちっぱなしで仕事をする訓練にもなっています。
※なお、身体上の都合等で立ち作業が難しい場合は、座り作業で行うことも可能ですが、職員の方との相談となります。

ベーシックトレーニングを難しいと感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、まずは何をやるにしても「慣れること」は大切です。藤沢第2センターでは、ベーシックトレーニング4科目に取り組む上で利用者ごとの得意・不得意が「見える化」されるよう、「フィードバックシート」というものにも記録をしています。

当センターでは、入室前に手のアルコール消毒や通所時の体温確認、面談室や利用者様のテーブルに飛沫防止の仕切りを設置、換気など、安心して就職に向けた訓練を継続できるよう様々な対策を取らせていただいています。

個別の見学や資料請求のご依頼も随時受け付けておりますので、これから「就職をお考えの方」、「就職したいけど少し迷いや不安がある方」、当センターへお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

この記事を見てウェルビーが気になった方は、是非一度見学にお越しください!

 

ウェルビー藤沢第2センターでした!