【藤沢第2】「PC訓練(パソコンくんれん)」についてご紹介

こんにちはウェルビー藤沢第2センター広報課です。

1年はあっという間ですね。すっかり季節は夏となり、猛暑の時期がやってきました。みなさま、熱中症に気を付けてお過ごしください。

 

本日はこのセンターで行われている、「PC訓練(パソコンくんれん)」についてご紹介します。

 

◆PC訓練ではどういったスキルが身に付きますか?

➀PCの機能や入力方法の基礎

細かいキーの機能やショートカットキーを学べます。

➁効率的な作業スキル

事前に目標を立てて、それを達成するために様々な工夫をすることで、効率的な仕事のやり方を学びます。

➂途中でのリラックス

ずっと根詰めて作業を続けてストレスを抱えすぎない様な息抜きのやり方を学べます。

 

◆訓練の種類を教えてください。

(1)長文・短文入力

(2)数値入力

(3)データ入力

の3種類に分かれています。それぞれの訓練について見ていきましょう。

 

長文・短文入力について

1.どんな訓練か

長文入力

手順としては、見本の長文入力ファイルを見ながらWordで同じ文書を入力し、ストップウォッチでタイムを計ります。(長文6級から始めます)
終了後に校閲の比較機能で見本との正誤判定を行い、タイムと間違いを確認した結果を記録として残します。

 

短文入力

手順としては、Excelの短文入力のファイルを開き、コンテンツの有効画面が表示されたら「コンテンツの有効化」を押します。
左上の「測定開始」を押し、タイムの測定を開始し、上段に表示されている見本と同じ文章を下段に入力していきます。(半角、全角も見本と同じになるよう入力します)
10分間もしくは10問の入力が終了した時点で「測定終了」を押します。(10分間の場合はストップウォッチでタイムを計ります)
成否判定が赤丸で表示された場合が正解です。空白の場合、間違いがあるので確認し、結果を記録として残します。

 

2.何の作業を想定しているか

長文・短文入力は、事務業務での文章作成、入力を想定した訓練となっています。

 

3.何が身につくか

長文入力は、文書入力の正確性と速さを養うことと、ミスなく入力することです。

短文入力は、10分間で何問、もしくは10問を何分で入力できるかを練習することで、タイムの向上や、アルファベット、数字、半角・全角の入力を学び、ミスなく入力するための工夫を考えます。

 

数値入力について

◆どんな訓練ですか?→2種類に分かれています。

集中入力

4ケタの数字と9ケタの数字のペア50組が書いてある問題用紙を決められたフォーマットに入力します。

 

組み換え入力

同じフォーマットを使いますが、入力の際に4ケタと9ケタではなく、区切りを1つ左にずらして3ケタと10ケタの数字のペアとして入力します。

(例) 問題用紙が 4392-901436987であれば、439-2901436987と入力。

 

◆どんな業務を想定した訓練ですか?

経理事務、商品や顧客などのコードの入力業務など、数字を扱う業務や、電卓を使う業務を想定しています。

 

◆どういったスキルが身に付きますか。

➀Tenキー、Tabキーを中心としたキーボードの入力に役立つ機能を使いこなす。

➁自分が数値を入力する際にどのやり方が合っているのかを把握する。

例:数字は必ず4ケタで区切って入力する

 

個人的にはTenキーにふれる機会がなかったため、ここで訓練できたことで数字を扱う仕事に自信がつきました。

 

データ入力について(やってみよう!パソコンデータ入力)

やってみよう!パソコンデータ入力(以下、PCデータ入力)」のカリキュラムでは、ウェルビー利用者様が実際のデータ入力作業を想定した訓練を行います。PCデータ入力訓練のソフトウェアを用いて、次のような課題に取り組みます。

  • アンケート入力:名前・住所・メールアドレス・電話番号・質問項目を、見本画面(アンケート回答内容)と同じになるよう正確に入力していく。
  • 顧客伝票修正:顧客コード・商品コード・電話番号・メールアドレスを見本画面(顧客情報)と比べながら、間違っている部分を見つけて修正を行う。
  • 顧客伝票ミスチェック:顧客伝票修正と似ているが、こちらは間違っている部分を見つけたらドラッグ(文字列の選択)をしてチェックを入れる。

※ソフトウェア内で使用されている顧客情報は、訓練用のフェイク(本物ではない個人情報)なのでご安心ください。

まず実施前に「ここまで入力するぞ」という目標を決めてから、カリキュラムに取り組みます。初めてPCデータ入力を行う方は「基礎トレーニング」という、入力ミスなどを教えてくれるモード(次の情報へ進むまで何回でもチェック可能)を行い、慣れてきた方は入力数や正確さを計測できる「実力テスト」モードを実践しています。ちなみに、作業する枚数とミスをしてもよい枚数をあらかじめ設定して、持続可能な作業量と正確性のバランスの取れたレベルを見出す「レベルアップトレーニング」というモードもあります。

先述した①~③の訓練にはそれぞれ15分、30分、45分、60分という時間制限を設けることができ、決められた時間が経過すると自動的に課題が終了します。終了した課題は記録されるので、「結果を解析し成績を閲覧できるソフトウェア」を用いて「どれぐらい正確に入力することができたか」を調べて記録をします。

※時間内に中断してしまった記録も閲覧できます。

藤沢第2センターのPCデータ入力カリキュラムでは、①+②or③の課題をそれぞれ15分モードで行います。訓練の出来は記録用のシート(xlsx形式ファイルと、それを印刷した用紙)に記録をします。

こちらの訓練で想定されている業務は、「名刺の作成・アンケート調査の内容入力」「顧客情報の入力・取引実績の照会・各伝票の照会作業」「ダブルチェックによる入力作業の確認と変更」といった、会社をしっかりと支える事務系業務です。事務というものは会社にとってはなければならない重要なお仕事です。……これはどんなことにも言えますが、誤った業務を行うと大きな損失に繋がってしまう可能性もあります。

正確性、効率性を身に付けることが特に重要になるPC訓練です。私の場合はテンキーやタブキーなど、キーボード操作を中心にしてマウスでカチカチする回数を減らすことで効率的に作業することを覚えました。

今回はPC訓練に焦点を当ててご紹介させて頂きました。

ウェルビーでは他にも様々な訓練を行っています。今後も随時、プログラムの紹介を行っていきたいと思います。

ウェルビーにご興味を持たれた方は是非一度センターにいらしてみてください。