こんにちはウェルビー渋谷センター広報課利用者です。
8/3に開催された土曜スペシャル、心理学講座に参加してきました。
参加人数は広報課2人を含めなんと15人来てくれました。いつもの土曜日の利用人数は約10人くらいです。やはり心理学に興味を持っている人が多かったのではないのでしょうか?
講座のテーマは「自己受容と感情コントロール」でした。
その講座で学んできたことを広報課なりにお伝えします。
まず自己受容をしていこう!というお話でした。
必要な用語の解説をします。
自己肯定(自分の能力、容姿、性格、人間関係などを肯定すること)
自己否定(自分と周りを比較する、自分はダメだと否定すること)
自己受容(自己肯定と自己否定がバランスよくできている状態のこと)
自己肯定感(自己肯定とは少し違い、自分を肯定できている感覚のこと)
とのことです。
自己受容とは
自分のネガティブな面(自己否定してしまうような面)も含めて、あるがままの姿を抵抗(無理に自己肯定するのではなく)せず、受け止める状態であるとのことです。
自己受容ができていくことで、自己肯定感という感覚が持てていくようになるとのことです。
ちなみに自己受容できていない状態としては、自分のネガティブな面を自己否定し、そこから無理に自己肯定することです。これでは自己肯定感は高まらないとのことです。
自己受容については以上でした。
次に感情コントロールについて学びました。
感情コントロール(自動思考)
自己受容し自己肯定感の感覚を持てるようになるには、どうしても感情が邪魔をするということで
感情コントロールについての話に移りました。
感情の原因には自動思考というものがあるようです。ここが歪んでいることで感情も歪んでくるようです。
わかりやすく図で解説してくださいました。
たとえば悪い例として図のような場合があります。
このように事象に対して自動思考が歪んでいる(思い込み)ことで
落ち込みや絶望といった感情に繋がってくるということでした。
まずは歪みをみつけ、自動思考のクセを治すトレーニングから始めるのが良いとのことでした。
そのことで、事象に対してより冷静で客観的な自動思考ができ、感情のコントロールに繋がってくるのではということです。
自動思考を見つけるのは難しいということで、職員が作成した自動思考セルフチェックシートが配布されましたので、掲載します。
最後に紹介された言葉が印象深かったです。
『美しい人生を見たいなら、心の窓を磨くことだ。』
精神科医、斎藤茂太さんの言葉です。
より楽なものの見方ができるように、私たちも頑張っていけたらと思いました。
続いて、心理学講座を開催してくださった職員の方にインタビューをしました。
Q なぜ心理学講座にしたのですか?
A 落ち込んでいる人が多いと思ったからです。その人の助けになればと。
Q どんな風に生かしてほしいでしょうか?
A なるべく楽な気持ちで生きるようになってほしいです。
Q 「自己受容と感情コントロール」なぜこのテーマにしたのでしょうか?
A そもそも課題にしている人が多いと思ったからです。
以上となります。
私自身も心理学を学んで色々と為になりました。
渋谷センターでは土曜日に様々な講座をやっています。
もし興味がありましたら一度見学にお越しください。
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