障がい福祉サービス 就労移行支援事業所 ウェルビー松戸センターでは、5月2日(土)に『メタ認知~思い込みを変えよう~』を実施しました。メタとは「より高次の」、認知とは「ある状況に対して浮かぶ考え・イメージのことです。
トレーニングを通して、自分の考え方の傾向や解釈の手助けとなるものは何かを意識していただくことがねらいのプログラムとなっております。
今回は「思い込み」に着目させていただきました。
知能検査でも使われる絵画配列をもとに、3枚の絵をストーリーの最後から提示し、示された解釈のそれぞれについて、ありえる可能性かどうか評定していただきました。
難しく感じてしまうかもしれませんが、謎解きのような楽しいゲームです。
日常において、私たちが状況判断を誤る理由としてどのようなものが考えられるでしょうか?
例えば、相手の第一印象を変えるのが面倒である、「確証バイアス(見たいものしか見ない傾向」をもっていること、思慮の浅さ、複雑な事態で方向性をはっきりさせたい願望、プライドなどがあります。
会社でもその他の組織でも、熟慮型の行動をする人、思慮深い人は求められます。
仕事において計画通りにいかない場合でも、なぜ計画通りにいかなかったかを追求した時に、様々な見方をすることで次の計画の精度が高まっていきます。
成果を出したり部下を育成したり、良いチームワークを作り上げていくのに、このようなメタな考え方はとても役に立ちます。
松戸センターでは、心理教育プログラムの他に、話し方講座など就職で役立つプログラムを提供させていただいていております。
ぜひ見学にいらしてください☆