【荻窪駅前】就職者の声

【荻窪駅前】就職者の声

こんにちは。ウェルビー荻窪駅前センターの職員です。
今回は、就職が決まったA様のウェルビーでの訓練時のお気持ちや取り組まれたことなど “声”を紹介いたします!

ウェルビー荻窪駅前センター利用者のAです。この度、就職が決まりました。これまでの思いのたけを綴りたいと思います。内容は以下の通りです。
・通所のきっかけ
・通所中について
・就活について
・最後に

通所のきっかけ

 荻窪にある福祉施設に就職相談に行った際、担当職員が就労移行支援を行う事業所が荻窪駅にあると教えてくださいました。私には障害者雇用での就職経験がなく、どのように応募書類を作って応募し、働くのか想像できなかったので、すぐに連絡を取って頂きウェルビー荻窪駅前センターに見学に行ったことがきっかけです。
人前で自己紹介する事が久しぶりでしたので最初の通所日はすごく緊張したのを覚えています。

通所中について

 週3日午前のみの通所日程からスタートしました。そこから徐々に通所日数と通所時間を増やし、苦手なコミュニケーションプログラムには見学から参加することになりました。
担当職員との面談でコミュニケーション能力を向上するという目標を立てたものの、グループワークではなかなか発言できずに落ち込むことが多かったです。そのことを担当職員に相談したところ「周りの方は耳を傾けてしっかり聞いてくれるので落ち着いて発言すればいいですよ」と励ましてくれてグループワークに参加することへの不安が少しずつ和らいでいきました。
週5日の通所にも慣れ就活の目標が定まりつつあった矢先に体調を崩してしまいました。原因は目標を多く立てすぎてそのすべてを達成しようと行動したことでした。なかなか体調が戻らず3か月休養を取ってしまい、就活プログラムで学んだ勤怠の安定が継続できなくなったことに不安を感じました。なにより担当職員に心配かけてしまったことを申し訳なく思いました。
気持ちの切り替えは出来ていなかったのですが、服薬の調節で体調が安定し始めていたことや計画相談との契約の更新などがきっかけで通所を再開し、担当職員との面談を重ねる中で体調を崩してしまった原因について相談したり通院同行して体調を戻す手伝いをしていただいたり手厚くケアして頂きました。他の職員や利用者も温かく迎えてくださり、就活に向けてよりやる気になれました。

就活について

 自分で求人検索して、その会社のホームページを見てどういう会社か判断するのには限界がありました。なので、見学や実習を重視して就活を行っていくことにしました。職場の雰囲気を知ることで働いた時のイメージができるので志望動機の作成もしやすくなりました。担当職員が応募書類の添削をしてくださるので書類に不備がなく安心して応募できました。
面接では自分の障害に対してどのように対処しているのかを伝えられるかが大事でした。私の場合はセルフケアプログラムで学んだ対処法について話しました。セルフケアプログラムではアンガーマネジメントや友だち法、シナリオ法などの手法を用いてワークを行うのですが、ネガティブな思考が強い自分にはシナリオ法が活用できると思いました。不安に思う出来事に対して極端に良い結果と悪い結果を考えたあと、良くもなく悪くもない中間の結果も考えるというようにシナリオ法を活用します。今まではネガティブな事だけを考え続けてしまっていましたが、ポジティブな事も考えることによって不安を大きくし過ぎないようにすることができました。その他、自分で対処できない部分について必要な配慮に関しては通所中に体調を崩してしまった事から原因を探りまとめました。
また、PC訓練でWordやExcelを学んで来たけれどどの程度できるかを面接で説明するのが難しかったです。その対策としてPCで作成した成果物を持っていくという方法を取りました。オフィスワークシミュレーションで作成した荻窪駅前センターの広報誌ウェルビー通信を面接に持参し自分が担当したページを見せ、工夫したことやチームでの作業で苦労したことなど交えながら自分がどの程度PCを扱えるのかをアピールしました。
個人で就活を行っていたらどうして選考されなかったのかがわかりませんでした。ですが面接後に担当職員が応募先から選考に至らなかった要因を聞き出してくださり、それを受けて次の応募書類の作成に活かすことができたのでとても助かりました。どのようなフィードバックがあったかというと「希望する会社で働くときに自分がどういう役割を担うのかが書類から伝わってこない」ということでした。その一言から訓練への取り組み方を変え次に希望する職場でどのように働くかを考えながら応募書類を作成しました。それが結果につながったと思います。

最後に

 ここまで頑張ってこられたのはウェルビーの職員や関係機関の職員の方々のお陰です。これからは長く働くために体調に気を付けながら研鑽していければと思います。

ウェルビー荻窪駅前センターでは、皆さんの“働きたい”を応援します。
資料だけではウェルビーのイメージがつかない部分もあるかと思います。
ぜひ一度センターを見学してみませんか?
見学は随時受け入れておりますので、ぜひ一度当センターにいらしていただきたいと思います。
お困りごとや相談ごとがあれば見学時やメール、電話等でもお聞きし少しでもお役に立てればと考えております。
随時、見学を受け付けておりますので、ご希望の方は下記まで電話(03-6915-1421)かメール(ogikubo@welbe.co.jp)にてお問い合わせください。
皆様のお問い合わせをスタッフ一同お待ちしております。
ちなみに、近隣に三鷹センターがあります。
ご興味ある方は、こちら