【京都四条烏丸第2】人の仕組みと自己理解

こんにちは。ウェルビー京都四条烏丸第2センターです。
道端のアジサイが映える時期になりました。皆様は何色のアジサイがお好きですか?

さて、今回は6月12日(土)に実施したイベントをご紹介いたします。
イベント名は「どこかで役立つ「人」の仕組み」

「人」を解剖学的な視点で分析し、自己理解・他者理解を深めるための講義を行ないました。

今回のテーマはズバリ「脳」です。
生きるために必要な体温調節や心肺機能の調整などの他、難しい感情の処理や計画的な行動を司るのも「脳」です。

突然ですが、皆様は左脳右脳、どちらが強いですか?

論理的な話し合いが好きな人、自分以外にはわからない「感性」で動く人、いろんな人がいると思います。自分に適した暗記方法や傾向を知ることができれば、就職活動で有利になるかもしれません。

ちなみに私は先日、地上から地下鉄の駅に降りて、そのまま別の出口からまた地上に出てしまいました。右脳が弱いのでしょうか…。

「脳」は生命の維持生存のためにも働いています。「好き」「嫌い」「不安」「恐怖」などの感情は、実は生存のために不可欠なのです。
感情を生じさせるのは「扁桃体(へんとうたい)」という部位です。

たとえば目の前にヘビがいたとします。大半の人は「恐怖」を感じて「逃げる」行動を取りますね。そうでなければ噛まれて大けがをするかもしれません。

また、特に嫌な感情を伴う記憶は半永久的に保たれます。たとえば一度ヘビに噛まれた人は、何年経ってもヘビに「恐怖」を感じます。これも生存のために必要な感情です。

しかしこの感情が強く出すぎると、他の人にとって恐怖でないものに恐怖を感じてしまいます。たとえば「人前で発表する」「電車に乗る」などです。

人の脳は高度に発達していますが、生存のための能力が人を苦しめることもあるのです。対処を考えるにはメカニズムを知るのが一番の近道です。ぜひご自身の心身の状態に興味を持ってみてください。

ウェルビーではこうした自己理解・他者理解のためのイベントも実施しています。自分の得意・不得意を考えるとき、「脳」にポイントを絞ってみても面白いですよ。

現在、京都四条烏丸第2センターには利用者様・体験者様を合わせて10~13名の方が通所しておられます。適度にディスタンスを保った静かな環境で訓練を受けていただけます。

見学・体験をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
スタッフ一同、お待ちしております。

~お問い合わせ先~
ウェルビー京都四条烏丸第2センター
TEL:075-741-6073(センター直通)
0120-655-773(フリーダイヤル)
Email: info@welbe.co.jp