【溝の口駅前】SST(Social Skills Training ソーシャルスキルトレーニング)のご紹介

皆さんこんにちは!川崎市高津区にあります就労移行支援事業所 ウェルビー溝の口駅前センター利用者です!
 
今回はSST(Social Skills Training ソーシャルスキルトレーニング)について紹介します。
因みにSSTとは?
企業で働く上で必要な対人関係技能を身に付ける訓練です。
 
例えば、「休憩をとる」「相談をする」「質問する」「報告する」などです。
フローはスタッフがあるシチュエーションに対し、モデルロールを見せてくれた後、利用者同士でロールプレイをします。
説明を受けるだけでなく、自らもアウトプットする訓練が、実際に就業した時にとても力になると思います。
 
では、ある日(5月24日)のトレーニング風景を紹介します。
題材は相談するです。
 

シチュエーション
・一週間後の会議にお招きするたくさんのお客様用のお茶とお菓子を今日中に業者へ発注するよう先輩に頼まれていましたが、うっかり発注し忘れてしまい会議までに用意できなくなってしまいました。
・先輩にお詫びし謝りましたが、気まずい状況が続いています。

 
 
皆さんならこんな時どのように上司に相談しますか?
ではスタッフのモデルロールを見てみましょう。
 
 

H社員
I課長、今、相談したいことがあるのですが
お時間よろしいでしょうか

I課長
Hさんどうしました?

 
H社員
実は先日頼まれた業務をうっかり忘れてしまい
Y先輩に迷惑をかけてしまいました。
謝ったのですが、気まずい空気が続いてしまって・・・。

I課長
はい。話は聞いていますよ。

 
H社員
Y先輩に許してもらいたいです。
これからミスのないように頑張って挽回したいです。
どうしたら良いでしょうか?

I課長
分かりました。私からYさんに話しをしてみます。
その上で、Hさんにもお伝えしますね。

 
H社員
お忙しいところ相談に乗っていただき
ありがとうございます。
 

 
いかがでしたか?
この報告モデルでは、最初に「(相談する)相手の都合を聞く」「相談内容を具体的に話す」「聞いてもらったらお礼を言う」など様々な重要ポイントがありますね。
 
相談のポイントは
相談する相手 ②相談するタイミング ③要点をまとめる
そして、
長く働き続ける為にも相談できる相手が何人かいることが大切
とういうことを学びました。
 
まずは、相談する勇気を持つことが大切です!
 
 
溝の口駅前センターでは、例えば、以下の症状をお持ちの方が利用されています。
うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症、高次脳機能障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、自閉症スペクトラム(ASD)、アスペルガー症候群、知的障害、等。
条件に当てはまらなくても、一度ご相談ください。
就労移行支援事業の利用契約は18歳以上となりますが、17歳以下の方についても体験のお申込みや将来的な利用相談を承っています。ぜひともご相談ください。