【桜木町】現役&OBOG交流会のご報告2

こんにちは。障害者就労移行支援事業所ウェルビー桜木町駅前センターです。

 

さて、OBOG会での質問事項の紹介です。

 

質問1、みなさん、職場でExcelを使いますか?

 

–これには、全員が「はい!」と言う回答でした。「PCが強い人に質問が集中するが、その方が不在だったりすると自分に依頼が来たりする」「工房で働いており、職場の人が母親世代であることもあって入力を任されている」。もう1人の方は、通常の事務職の枠で入社されたものの、今までの経験を考慮されて、システムエンジニアのような仕事を任されていました。

 

障害者枠と一口に言っても様々な可能性が開けており、工房のような軽作業系の業務であってもPCスキルはあるに越したことはないようです。

 

質問2、障害をオープンにするか、クローズにするかはどのように決めましたか?

 

–こちらには、3人とも「前職で、一般枠で働いていた時に限界を感じて配慮のある障害者枠での就労を望むようになった」と言う回答でした。

ウェルビー桜木町駅前センターでは、障害者枠での就職が9割、一般枠は1割と言う実績になっています。定着支援の受け方もオープンかクローズにするかで変わってくるので、こちらは就労移行支援を利用して担当職員に相談しながら慎重に決めていくと良いと思います。

 

質問3、障害による配慮事項を会社にどのように伝えていますか?

 

–「私は前職の辛い出来事を思い出してフラッシュバックが月1回程度起こるので、それを正直に伝えました。それと一緒に、頓服を服用して30分ほど休憩すれば回復する可能性が高まること、ウェルビーでの勤怠は安定していたことを伝えました」

「私は、配慮事項は何でも全て正直に話さなくてはいけないと思い込んでいました。しかし、表現の仕方に気を付けないと、会社の人に『問題のある人だ』と誤解されてしまうので、担当職員と何度も相談して、適切な表現の仕方を学びました」

「私は緘黙の障害があるのですが、緘黙を『耳が聞こえない障害』だと誤解する人が多かったので、入社してしばらくは都度伝えていました」

 

3人に共通しているのは、自分の障害を正直に伝えること、理解されるまでしっかりと伝えることでした。同じ診断名でも人により現れてくる症状は様々で、個人の資質、受け入れる環境、体調によっても変化してきます。

それを自分自身が働きやすくなるように、わかりやすく周囲に伝えていくことは職場定着するために大切な事柄だと言えます。

 

ウェルビー桜木町駅前センターでは、見学・体験を毎日受け付けています。このOBOG交流会にも6人の体験の方が訪れてくださいました。

是非気軽にお問い合わせください(045-680-1178)