春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少しあかりて
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
皆さん、この一節どこかで聞いたことはありませんか?
実はこの一節、平安時代に清少納言が随筆(ずいひつ)として書き記した
「枕草子(まくらのそうし)」の冒頭になります。
中学校、高校の国語で習った方もいらっしゃるかと思います。
最近、TVのCMのナレーションでも使われていますよね。
航空公園駅前センターでは、2/23(土)特別プログラムで、大人の国語講座 第1弾
『枕草子 超現代語訳 ~インスタグラマー風に訳して~』を開催しました!
インスタグラムは、近年流行している写真を載せるSNSのひとつです。
清少納言も、実は 平安のインスタグラマーなのではないか!?
……という説を講座形式でお話しました。
清少納言が宮廷で見聞きしたこと、日常生活が多才な表現力で書き記されている、
それが「枕草子」なのです。
ご参加して頂きました、利用者S様に感想を頂いています。
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利用者S様より感想
枕草子の冒頭は、授業で暗記したことがあったけど、内容としては、よくわからないままだったので、良い機会だと思って参加しました。
内容は、最初は枕草子の作者、清少納言についての人物像、人間関係、エピソードなどを交えての説明があったので、わかりやすく身近に感じられました。
そのあとは
『清少納言が現代人だった場合、どう表現するか?』
『もし自分がインスタグラマーなら、枕草子をこんな表現にしよう』という試みで、
“みんなで作る現代版枕草子”というワークを実践しました。
難しそうに感じましたが、いろいろな例を参考にして作成し、発表しました。
人それぞれの感性や個性が出て、とても興味深かったです。
このカリキュラムは、枕草子を通じて、自分の伝えたい事をどう魅力的に伝えるかを考え、仕事や就職に役立つ表現力を身に付ける、という趣旨とのことでした。
枕草子について改めて知り、また表現のしかたについて考えることが出来て、良かったです。
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国語の勉強をする機会って、社会に出ると少なくなりますよね。
漢字の種類、文章の構成、表現力の仕方、等々…社会で通用する国語講座、
今後も開催していけるように、企画を考えています
就労移行支援事業所 ウェルビー航空公園駅前センターでは、
普段のプログラム以外にも、上記のような内容のイベントも随時開催しております。
ご興味を持たれた方は、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
皆様のお問い合わせ、お待ちしております。
電話:04-2920-2323 FAX:04-2920-2324
西武新宿線「航空公園」駅(西口) 徒歩1分
詳しくは航空公園駅前センター紹介ページをご覧ください。
これまでのイベントなどは、航空公園駅前センターブログ一覧をご覧ください。