先日、終礼の2分間スピーチで「はまっていること」について発表が有りました。
「雲を見ること」これについて、「私も見ています。」という意見がチラホラ。
そんなことを思いながら空を見ると、とっても大きな虹が出ているでは有りませんか。
今日の写真はそんな1枚です。
ところで、「2分間スピーチ?」と疑問に思った方、いらっしゃいませんか?
ウェルビー岡山駅前センターでは、終礼時、挙手して下さった中から1名の方にスピーチをお願いしています。
会社に入ってから、こういった機会が発生することも有ります。
それに備えての「練習」という訳です。
1分間スピーチの月、2分間スピーチの月、などバージョンがある中、3分間スピーチの月も作ろうかと目論んでおります。
挙手制なので、「話しても良いかな」と思った方に、スピーチして頂いています。
スタッフが挙手することも有るんですよ。
皆さんのいろんな日常が垣間見える楽しい時間♪でもあります。
趣味の話やペットの話、今話題の話について、など内容は多彩。
さて今日は卒業生の声(N様 手記)をお届けします。
何度かブログに登場して貰ったりもしているんですよ。
依頼すると、快く記事を作成して下さっていました。
そういったヒューマンスキルも、職場で発揮されていることでしょう。
とっても素敵なN様の笑顔は、思わず周りの皆も笑顔になります。
—卒業生の声(N様 手記)–
・ウェルビーに在籍していた期間
10か月
・ウェルビーに入ったきっかけ
私は、前職で人間関係に躓き、さらには緊張のせいで電話応対や来客応対がうまくできず、体調不良に。
入社1年目にして約半年間休職し、そのまま退職しました。
休職期間中に社交不安障害だと診断されました。
会社を退職したものの、今後どうしていけばいいか不安で、さらには働きたくないという気持ちがとても強く、無気力で自分を責めていた毎日でした。
そんな時に、大学の就職支援センターの方から、就労移行支援事業所を紹介され、見学するよう勧められました。
その時にウェルビーに出会い、体験を5日間させていただきました。
最終的にウェルビーを選んだ決め手は、
- コミュニケーション能力を高めるための訓練があるなどカリキュラムが充実している(グループワーク、グループディスカッションなど)
- スタッフの皆さんが優しい
- 苦手な電話応対の練習ができる
の3点でした。
・ウェルビーに入ってからの成長
緊張が強く、ウェルビーに入ってから2カ月くらいは職員さんと少し話せるぐらいでした。
ですが、ある利用者さんがウォーキングの時間や休憩時間に話しかけてくれるようになったのをきっかけに、徐々に他の利用者さんとも少しずつ話せるようになりました。
最終的には色々な利用者さんと仲良くお話を楽しむことが出来るようになりました。
訓練では、苦手なグループワークやグループディスカッションにも毎回参加し、就活プログラムやビジネスマナーでは社会人としての基礎を学べたのも良かったです。
オフィスワークシミュレーションでは、庶務課、電話応対課、広報課を経験させていただきました。
電話応対課では、最初は緊張して汗や震えが止まらなかったのですが、回数を重ねることで徐々に慣れていき、最終的に、周りに職員さんがいる中でも落ち着いて電話ができるようになりました。
オフィスワークシミュレーション以外の時間にも、担当の職員さんが別センターにいらっしゃるときに電話をかける練習を数回しました。
広報課では、ブログや雑誌の記事作成をしたのですが、実際に自分が書いた記事が掲載されたときには嬉しかったです。
PowerPointの時間にはスライドを作成して、それを大勢の前で2回発表しました。
とても緊張して、大量に汗が出ましたが、皆さんが優しく聞いてくださったので、発表しているときには落ち着いて話せました。
1回目より2回目の時のほうが、緊張しなかったです。
やりきったという達成感とともに自信にもつながったので、とても貴重な体験でした。
・ウェルビーを利用して自分の中で変われたなと思うこと、できたこと
上記と被るところもありますが、挙げていきます。
- 電話応対ができるようになった
- 人とのかかわりが楽しいなと思えるようになった
- 笑顔が増えた
- 家族ともたくさん話せるようになった
- 仕事に対して前向きになれた
- 少しずつ人前で話すことができるようになった
- 自分の長所や短所を知ることができた
- 自分なりの気分転換の方法を考えて実際に試すことができた
- 自分の障害と向き合うことができた
- 自分自身とても元気になった。
まだまだありますが、特にお伝えしたかったのはこの10点です。
たくさん成長できたので本当に嬉しいです。
・有難かったこと
私は自分の事を伝えるのが苦手だったのですが、担当の職員さんからのアドバイスで、自己発信の練習もしました。
これにより、自分から職員さんに声をかける練習にもなりました。
また、日々の小さなモヤモヤを共有してその日のうちに解消できたことや、目標に対する振り返りのフィードバックも頂き、本当にありがたかったです。
訓練や日々を送る中で困ったこともたくさんあったのですが、担当の職員さんに相談したら、いつも親身になってお話を聞いて下さいました。
例えば、自分の体調不良の時や訓練に身が入らないときに、どうしたらよいのか一緒に考えてくださいました。
とても信頼しているので、少し話しづらいことでも安心してご相談できています。
・就職活動のこと
ウェルビーに入ったころは、クローズの求人のみ応募することを決めていました。
ですが、職員さんに、クローズとオープンのメリットとデメリットを教えて頂いたところ、配慮のある働き方の方が安心できるとともに、安定して働き続けられるのではないかというように考え方が変わりました。
そのため、在籍中に障害者手帳を取得し、オープンでの求人にも目を向けるようになりました。見学には、約10社行きました。
清掃や接客、事務職など幅広く見ました。
前職が事務で、仕事内容が好きだったのもあり、求人検索をしていてよく目についたのは事務職でした。
そこで実際に、事務職の実習に2社行かせていただきました。
そのうち、自分が気になっていた1社から、実習最終日に内定を頂き、入社することに決めました。
ちなみに、働きたくないなという気持ちについては、こんな風に変わっていました。
⇒実習に行ったときに、仕事は楽しいし社員の人は意外と怖くないのだなと、不安を払拭出来た時に、次第に消えていきました。
・最後に
今、どうしようか悩まれていらっしゃる方、是非一度ウェルビーに体験して頂くことをお勧めします。
ウェルビーの職員さん、利用者さんともに温かくて優しい方ばかりです。
私は、ウェルビーを利用して本当に良かったと思っています。
自分が大きく成長できたのもあり、人生の中で一番充実していました。
卒業はとても寂しく感じますが、これから自分なりに頑張って仕事をしていきたいと思います。約10か月間、お世話になりました。
本当にありがとうございました。
—担当スタッフより—
Nさん、就職おめでとうございます。担当が途中で変更になったときには不安そうな様子が伺えましたが、
Nさんと色々なお話をしたり一緒に就職活動を進める中で信頼関係が構築出来ていくのを感じていました。
様々な経験をするうちに表情にも自信がみなぎっておられることをご自身でも気付いておられたのではないでしょうか。
今もネイルだったりお仕事の話だったり、毎月来てくださってお話するのを楽しみにしています。
Nさんもそうであったらいいねと願いつつ…。
不安なことや心配ごとが生じた時には直ぐに教えてくださいね。
でもすでに徐々にご自身から会社の方に伝えられるようにもなっていますよね。頼もしい限りです。
これからもわたしたちはNさんの応援団です!
ウェルビー岡山駅前センターへの資料請求、お問い合わせ、見学申し込み先
電話:086-201-4004
メール:okayama@welbe.co.jp
上記まで、お気軽にご連絡下さい♪ スタッフが直接対応致します。
秋の見学会のお知らせ
10月6日(金) 13:30~
場所:ウェルビー岡山駅前センター
13:40 ウェルビー事業説明と
通所されている方やご家族様の体験談をご紹介
14:20 「福祉車両ってなぁ~に?
プロフェッショナル相談会」
福祉車両のプロにご登壇頂きます。
税のことや、車両価格、どんな装備なのか、実は意外に福祉車両について知らないことが多いですよね。
乞うご期待!!