こんにちは!ウェルビー新横浜第2センター利用者Hです。
今回は、ウェルビー新横浜第2センターに通所を始めて半年になる私が、以下の内容についてお話しさせていただきます。
■就労移行支援としてウェルビーを選んだ理由■
■ウェルビー新横浜第2センターを選んだ理由■
■センターを利用して変わったこと■
現在通所している方、就労移行支援の利用を考えている方の参考になればと思います。
■就労移行支援としてウェルビーを選んだ理由■
~ 就労経験はあるが、自分の得意が分からない ~
以前はIT業界で15年ほどチームリーダーとして勤務をしていました。
上司や後輩からは「何でも任せられる」と評価されていたものの、私自身は「自分の得意を知り、無理なく働きたい」と常に思っていました。
再就職に対し、自身の障害や働き方に関する悩みを主治医に伝えたところ、就労移行支援事業所の利用を勧められました。
経験のあるIT業界に特化した事業所もありましたが、やはり「自分の得意」について考え直すべきだと思いました。
そこで、「業界に特化せず、訓練を通して適正(得意)を探す」と説明のあったウェルビーを利用する事にしました。
■ウェルビー新横浜第2センターを選んだ理由■
~ 再就職を考慮した通勤訓練がしたい ~
以前は勤務先の近くに住んでいましたが、今回の再就職にあたり、次の条件が必要だと考えました。
・引っ越しはしない
→主治医、知人のサポートを継続して受けるため
・通勤は片道1時間程度(電車 + 徒歩)
→再就職先の幅を広めるため
上記を踏まえ、「就労移行支援を利用しながら、通勤訓練をしよう」と考えました。
自宅から近いセンターは他にもありましたが、実際に数十分通勤をする事や、実際の再就職先の候補となる企業の多さを考えると、新横浜駅周辺が良いと思いました。新横浜周辺には、「新横浜駅前センター」と「新横浜第2センター」の二つがありましたが、徒歩区間もある程度の距離が必要だと考え、最終的に「新横浜第2センター」の利用を決めました。
■センターを利用して変わったこと■
~ 毎日の生活の不安が減った ~
心療内科やデイケアの利用で、自身の障害の理解や対応方法は身に付いてきたと思っていました。ただ、ウェルビーの利用でより理解が進み、日々の生活の不安が減って、楽しく過ごせる時間が増えました。
私は完全性脅迫が強く、また発達障害の症状である「物忘れ」も酷いため、日常生活で「物忘れ → 何か失敗したのでは → 不安」と感じる事が多々あります。
ウェルビーに通うまでは「ある程度は仕方ない」と割り切っていましたが、職業訓練を通し、不安を感じる事を減らせるようになりました。
今までは単に、「物忘れが酷い」と考えていましたが、PCスキルや軽作業を通じて「忘れやすい条件」を知る事が出来ました。
一例としては「どこまで作業をし終えたか」をほとんど覚える事が出来ず、それが理由で不安を感じていました。
そこで、各作業の手順書を自分なりに作り直し、「物忘れによるミスが発生しにくい」、「ミスが起きても、作業し直しは少しだけ」となるように工夫しました。
たとえば
・最後に作業したところにマーカーを置く(電卓計算、数値入力等)
・作業し終えた物を入れるための箱を用意する(ゼムクリップ仕分け等)
のようにして、「覚えるのではなく、目で見れば判る」ようにしました。
この工夫で何度か作業したところ、「ミスをしても取り戻せる → 不安を感じない → 不安を感じていた時間で、次に進める」事が判り、作業によっては所要時間が半分以下になりました。
私生活での困りごとにも同様の工夫をしたところ、不安を感じる事が大幅に減り、楽しめる時間が増えました。
■最後に■
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
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