皆さま、こんにちは!川崎市高津区で障害者の就職を支援している、ウェルビー溝の口駅前センターの利用者です!
昼は真夏日、夜は10℃台前半まで冷え込むなど、寒暖差が激しい日々が続いていますね。紫外線や湿度にも気をつけて過ごしたいものですね。
さて、今回はウェルビー溝の口駅前センターにて5月20日(土)に開催された『ディベートに挑戦』企画についてご報告いたします。
この企画は毎週土曜日の午前中に開催されるスタッフオリジナルプログラムの一つです。『ディベートに挑戦』企画は、溝の口駅前センターでは久しぶりの開催とのことでした。
ディベートとは
何らかのテーマについてルールと相手をもって議論をすることです。
ディベートのテーマ
『女性専用車両の廃止について』です。今回は利用者が3名ずつの2チームにわかれ、女性専用車両の廃止に賛成か反対か、ディベートを行いました。ディベートをしない利用者は、観客として両チームのディベートを見届け、フィードバックを行う役を担いました。
ディベートで身につく力
ディベートでは何らかのテーマについて調査や分析を行い、客観的・論理的に発表する力が身につきます。
また、自分の感情を上手にコントロールしながら他者に自分の意見を主張すること、相手の主張や意見をお互いに尊重する(アサーション=自他尊重の力を身につける)訓練にもなります。
さらに相手の主張を尊重すると同時に、受けて立つことも重要ですから、メモをとる技術も磨くことができます。
これらは職業生活(業務に取り組む時間)や日常生活で役立つ『対人技能』の重要なパーツで、私たち利用者が日々の訓練でコツコツ磨いている技術でもあります。
ディベートに挑戦!
今回の『ディベートに挑戦』企画では、前半ではディベートの手順やルール、身に付く力を学びました。その後、テーマ『女性専用車両を廃止すべきか』について、賛成派と反対派にわかれて作戦会議と情報収集を行いました。
後半では実際に『女性専用車両を廃止すべき』についてディベートを行いました。議論はいたって真剣かつ和やかな雰囲気で進みました。2チーム、合計6名が互いに互いの意見を受け入れながら賛成、反対の根拠を伝え合う、充実した時間になりました。
また、観客役を担った利用者も両チームのディベートを第三者の視点から見学することで、多くの学びを得ることができました。
(ディベート中)
ディベート参加者の感想
「集めたデータを自分の言葉で表現する経験ができて良かった」
「限られた時間の中で必要な情報を集め、作戦を立てるのが楽しかった」
「難しいテーマだったため、わかりやすく説得力のある伝え方を心がけた」
「感情的になることなく、落ち着いたディベートができて充実した」
「次は別のテーマでディベートをしてみたい」
などの感想が寄せられました。
また、プログラム終了後の昼休憩にて、利用者が今回のディベートについての雑談でとても楽しく盛り上がっていたことが印象的でした。
今後、自分の意見を相手に伝えること、相手の意見を受け入れつつ、互いに良い方向に調整する機会が多々あると思います。溝の口駅前センターでは他にも多様なプログラムが開催されておりますので、見学、体験等、お気軽にお問い合わせください。
最後に! 溝の口駅前センターでは、以下の症状をお持ちの方が利用されています。
うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症、高次脳機能障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、自閉症スペクトラム(ASD)、アスペルガー症候群、知的障害、等。
条件に当てはまらなくても、一度ご相談ください。
就労移行支援事業の利用契約は18歳以上となりますが、17歳以下の方についても体験のお申込みや将来的な利用相談を承っています。ぜひともご相談ください。
スタッフ一同心よりお待ちしております!
ウェルビー溝の口駅前センター
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営業時間:9:00~18:00(日曜日を除く)
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