～利用者ブログ～
カリキュラム：「ＳＳＴ“頼む（実践）”」
こんにちは！ウェルビー広島駅前センターで訓練をしているＩです。
今回は受講したカリキュラム「ＳＳＴ“頼む（実践）”」の内容について
ご紹介したいと思います。
※SSTとはソーシャルスキルトレーニング（社会生活技能訓練）の略のこと
今回は、職場において必要なスキル向上の為に「仕事を頼む」とのコンセプトのもと、講義を受けました。
目的としては、与えられた仕事を期限までに終わらないときには同僚や上司等に手助けを求めることが必要です。
一人で抱え込まず、仕事に協力してもらえる様「適切な援助を求める」「“頼む”（実践）」をすすめました。
上記の講義の内容の元、どのような場面で頼みごとをするのか考え、実際に頼み事をするときに困ったことを話し合いました。
ロールプレイ
そのあと、上手に頼むためには
① 誰に頼むべきか頼む相手を見極める。
② 頼む理由を伝える。
③ 頼む内容・期限・手順を伝える。
④ 最後の御礼を忘れずに伝える。
上記のポイントを元に講義を受け実践に向けての予習を受けました。
最後に、職員の方のモデリングを参考に実際に利用者様同士でロールプレイを行いました。
さいごに
今回のカリキュラムのおさらいとして、頼むときは
・「頼むべき相手を見極めるために頼むのにふさわしいか？相手はいそがしそうにしていないか？などを判断する」
・「頼む理由と内容を端的に伝えるために頼む内容・期限・手順をメモに記す」
・「快く頼み事を引き受けてもらうため最後に必ず御礼をする」
上記をしっかり理解し、ロールプレイを行ったことで日常の中でも取り組める内容だと思いました。
カリキュラム担当者より
仕事を行う上で大切なことは、先ずは報告・連絡・相談ですが、同僚や先輩、後輩とも連携を取って、時には助けてもらうことも大切です。
特に早急な仕事や期限の迫っている仕事がある場合は、そのことを説明して、自分の抱えている他の仕事をお願いすることもあるかと思います。その時はお願いした相手に感謝の気持ちを伝え、逆に相手が急いでいるときや困っているときはサポートに入ることが出来れば、きっと良い職場環境を作っていく事が出来るのではないでしょうか。
そうやって素敵な関係性が構築できたなら、毎日の仕事がちょっとだけ楽しくなるのではと思います。
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