【浜松駅前】浜松市内3センター合同イベント「就労を目指すと決めた日から」

こんにちは。
ウェルビー浜松駅前センターです。

今回は、2月におこなった浜松市内3センター合同イベントについてご紹介いたします。

 

浜松市内3センター合同イベント「就労を目指すと決めた日から」

目的:2月24日(金)午後に浜松駅前、浜松駅前第2、なゆた浜北の合同で各センターのOB・OGの方が貴重な自身の話をして頂けるイベント「就労を目指すと決めた日から」が開催されました。現在、ウェルビーの利用を検討している方や利用中の方にもとても良い参考になると思い、今回ブログにしました。

◇浜松駅前センターOG Aさん(医療事務補助4年)

就職に役立った事オフィスワークシミュレーション電話対応、タイピング

自己PR:タイピングが得意だったので(通所を始めたころの倍)強みにして伝えました。患者さんへの心遣いで上司から良い評価をもらえたこともあります。

通い始めてすぐの頃、「話を聞くだけでもいい」と思って合同面接に行ってみました。企業が求めている人材を聴くことができました。一年後にもう一度行ったら、今の職場の病院に出会えました。

時間の使い方も大切です。やることをノートに書きだすことで有効に使えるようにしました。

体調管理:寝不足は集中力が切れるので気を付けました。服薬を忘れないようにすること、リフレッシュの時間を作ることが大切です。

メッセージ:就職したいという目標があるならウェルビーはお勧めです。目標を明確化して、趣味なども大切にしながら、ウェルビーに通所してください。

 

◇浜松駅前第2センターOB Bさん(一般事務1年3か月)

ウェルビーに来た経緯:精神科デイケアの職員さんから就職を進められて仕事を探しました。障害者の公務員試験に挑んだがうまくいかなかったので就労移行支援事業所を探しました。いくつか見た中でウェルビーに決めました。

継続して訓練できるところが良いと思いました。

訓練を通して身についたこと:軽作業などで自己肯定感を上げました。一人では身につかない事、気づかない事に気づけました。他己評価、グループワーク等、人とかかわることで自分を知ることができました。

課題を解決する力がつきました。上手くいかない時にどうすればいいか考え実行する力が付きました。土曜イベントで行ったマンダラート(目標達成のためのアイデアを9×9のマスに記入するというもの)で自分の中で大切にしている価値観を整理できました。健康、時間、成長の三つを大切にしている事に気付きました。

まとめ:気負いせずに訓練に励んでください。自分をよく知る(苦手、対処法など)という土台を固めてください。目標に向かう過程の中での現在地を把握、どうすればゴールに近づくのか確認することです。

 

◇なゆた浜北センターOG Cさん(顧客データ入力業務7ヶ月)

ウェルビーに来た経緯以前利用していた事業所の閉鎖に伴い、ウェルビーを利用しました。以前通っていた所では自由時間が多かったが、カリキュラムの予定が組まれているウェルビーを選びました。

訓練を通して身についたこと健康管理をして通所を続けました。事務職に就きたかったため、PCや身だしなみ、ビジネスマナーが役に立ちました。データ入力、数値入力は、現在の仕事にも役立っています。また、電卓やWIT(ITスキルの向上が出来るプログラム)、MOSも役に立っています。ウェルビーで予定通りの通所をして、仕事でも、予定を守れていることで評価をしてもらっています。

メッセージ:通うことが大切です。そのために健康管理が必要です。

 

<質疑応答>

・面接時に緊張しすぎた時の対処法はありますか?

自分が伝えたいことを沢山練習しました。企業の方も、緊張することは理解されていますので、緊張を楽しむくらいの気持ちで臨むことです。

 

・復職を目指してウェルビーに通っていますが、働き方について、障害者雇用でのメリット、デメリットはありますか?

・メリット

月に二回の通院に対して理解がありました。覚えるのが苦手でも、ゆっくり教えていただけました。通院のためのお休みがきちんともらえます。

・デメリット

自分の会社だけかもしれませんが、教えてもらえる仕事のペースがゆっくりだったので持て余すことがありました。長く続けられるように見てもらっていることの現れだった可能性があります。給料が少し少ないです。

 

・精神的な障害で、医者に進められてウェルビーに通っていますが、障害によって困難なことをどのように乗り越えてきましたか?

カリキュラムの中のストレス対処法(受け止め方、事実と思い込みを分ける)を心がけました。

覚えるのが苦手なことは、メモを取ったり、時間をもらったりしました。解釈間違いもメモをしたり確認を取ったりすることで防ぎました。