【荻窪】特別講義「インドの福祉について」

5/6は特別講義として「インドの福祉について」と題して

インドの中西部にて実際に滞在し、地域保健に携わっていた職員が講義をさせていただきました。

前半はインドや職員が滞在していた村、生活文化のお話。後半はカースト制度からくる貧富の差。

そして貧富による課題や職員が巡回をしていたスラム街や近隣地区の地域保健の内容。また、障害を持っている方に対するインドで行っていた支援をお話させていただきました。

 

講義の最初に「みなさんがインドと聞いて連想するものはなんですか?」と問いかけた際は「象!」「カレー!」「タージマハル!」「ガンジス河」等々出てくるかと思いきや、意外にも「カースト制度」「水の汚れ」「牛がいる」「貧困」「数字(頭がいい)」等いきなりディープな面をあげてくださる利用者様もいらっしゃいました。

 

この記事に載せている写真は現地で手作りをして無償提供している義足です。

なぜ義足を使用する方が多いのか、義足の作り方等も講座の中で説明をさせていただき、その先に繋がる郊外の医療がまだまだ発展途中であること、貧富についての話にみなさん真剣に耳を傾けてくださいました。

 

質問タイムでは、「日本のインドカレーと現地のインドカレーの違いについて」の質問や、「多国籍の方と関わった上で学んだこと」「職員が強く印象に残っていること」など講義内容を聞いた上でより具体的な質問をあげてくださる利用者様もいらっしゃいました。

みなさんの感想を見させていただいた中で多かったこととしては、

「思っていた以上に貧富の差が激しかった」「日本の医療にありがたさを感じた」

「いつかインドにいってみたいと思った」とのことでした。

 

ウェルビーでは職員の就職に関する講義はもちろん。時々、職員の得意なことや経験を通じて学んだことを利用者様と共有する時間を取っております。

特に荻窪駅前センターは荻窪駅から徒歩3分と駅から近く、杉並区・中野区・新宿区そしてバスで1本!練馬区や世田谷区在住の方が通所されています。

お問い合わせ・ご見学などお気軽にご連絡ください。お待ちしております。

【荻窪】掲載用写真