ウェルビーチャレンジ小倉センターでは、8/22(水)に調理実習を行いました。
今回のテーマは給食対決でした。
大分の代表的なデザート「やせうま」と、福岡では定番の給食デザート「ムース」を
つくることになりました。
やせうまは、小麦粉で作る大分県の郷土料理で、
小麦粉で作った平たい麺をゆでたものに、きな粉と砂糖をまぶした食べ物です。
「ムース」は、福岡県以外ではあまり知られていないかもしれませんが、
練乳の寒天を冷凍したデザートで、福岡で育った人はみんな知っている懐かしの味です。
「やせうま」作りの班と、「ムース」作りの班の2班に分けて、調理を行いました。
「やせうま」の生地は、強力粉と、薄力粉を半分ずつ混ぜたものに、塩と水を加えて生地を練ります。
練ったものを指でちぎって、中指ぐらいの太さにして3cm程度の長さに楕円状に丸めます。
その後、濡れた布巾をかけて20分ほど寝かします。
寝かした後の生地は、指で細長く伸ばします。
強力粉が入っているので、ピザ生地のように手で伸ばすことが出来ます。
この伸ばした生地を、約5分から6分程度茹でます。
茹でた「やせうま」は、きな粉をまぶして出来上がりです。
「ムース」は、水、牛乳、粉寒天を鍋に入れて、中火にかけて寒天を溶かします。
さらに、砂糖と練乳を加えて、バニラエッセンスを振り入れます。
火からおろして粗熱を取ったものを、プリンのカップや星形に入れて、
冷凍庫で冷やし固めます。
星形のムースとプリンのカップに入れたムース
「ムース」の作業工程がシンプルで、すぐに作業が終わったので、
「ムース」の班は綿菓子の機械を使って、綿菓子づくりもしました。
カンロ飴を使って、綿菓子を作ってみました。
見た目は綿菓子ですが、食べるとカンロ飴の味がします。
さて、この給食対決ですが、試食の結果両方とも概ね好評でした。
どちらかというと、「ムース」のほうが、人気だったとおもいます。
「やせうま」は、生地の食感は大変良かったと思います。
さらに、きな粉がもう少し甘かったならもっと人気がでたのかもしれませんね。
みなさんも懐かしの味を、作ってみてはいかがでしょうか?
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