【川越】「合同面接会直前対策講座」を実施(自己啓発・応募書類作成強化月間)

ウェルビー川越駅前センターでは、1月を自己啓発・応募書類作成強化月間として様々なカリキュラムを行ってきました。
1月28日(水)のビジネスマナーでは、「合同面接会直前対策講座」を行いました。

【川越】模擬面接会告知ポスター
  利用者の方が作成したポスター  

講座のテーマは「応募書類作成のポイント」。

応募書類とは、履歴書、職務経歴書、状況に応じて送付状、自分自身の障がいについて説明した書類などを指します。

履歴書 : 氏名、生年月日、住所などの基本情報に加えて、学歴、職務経歴、資格免許などをまとめた書類
職務経歴書 : 履歴書では書ききれない経験した職務内容やアピールしたいことなどをまとめた書類
送付状 : 面接の前に書類選考がある場合、郵送時に添える書類

午前中は、航空公園駅前センターの伊藤さんを講師に招き、合同面接会に出る人を対象とした模擬面接会を行いました。
一方ビジネスマナーでは、履歴書の中でも特に苦手な人が多い志望動機を中心に応募書類作成のポイントを説明しました。
志望動機は、なぜ自分がその求人に応募したのかについて書きます。
「どう書けばよいかわからない」という多くの方のために、書くときのコツを説明し、例文を基に実際に書いていきました。

  • 志望動機の大事な構成3つ
     1.会社や業務に対する興味・関心
     2.自分が経験してきたこと
     3.会社に貢献できそうなこと、自己アピールや意気込み

 

午後は、自分の障がいについてどうして書くのか、何故上手く書けないのか、グループワークをしながら皆で考える時間を設けました。
実際に雇用する企業も、何をどうしたらいいのか、どう配慮したらいいのか分からないこともあります。
自分の出来ること・出来ないことを明確にし、会社に何を配慮してもらいたいのかを伝えることはとても重要です。

今回の講座を通して、利用者の方々から
「同じ障がいでも人によって症状等が違う。自分の得意なことや苦手なこと、配慮してほしいことを説明することは大切だと改めて感じた」
「何となく難しいと感じていたが今日の話を聞いて書けそうな気がする」
などの感想をいただきました

【担当職員からの一言】
自身の障がい理解・自己理解が上手くできていないと、障がいを伝えること自体がマイナスイメージになると思っている方が多く、障がい特性や症状の説明がネガティブな文章になりやすい傾向にあります。
また、自分のことを理解してほしいという思いが強く出てしまうと、長くて相手に伝わりにくい文章になりがちです。
ある程度の部分では講義で伝えられますが、最終的には作成する際に個別にアドバイスすることが必要になってきます。
繰り返し講義をするとともに、自己理解ができるような促しをこれからもしていきます

 

1月30日(金)に雪が降る中行われた入間東部障害者就職面接会では、利用者の方々はカリキュラムで学んだことを活かしながら面接に臨みました。
【川越】入間東部障害者面接会加工済

ウェルビー川越駅前センターでは、これからも一人でも多くの方がより良い次の一歩を踏み出すお手伝いをしていきます。

 

障がい福祉サービス 就労移行支援事業所 ウェルビー株式会社
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