こんにちは。
ウェルビー草加駅東口センターの2月のブログは「アサーショントレーニング」についてです。
アサーショントレーニングとは直訳すると「主張」・「断言」・「断定」という意味です。
また「自己主張」と訳されることもあります。
「一人ひとりの自己表現を大切にすること」
「自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べる事」「自分と他人を尊重する自己表現」
では実際にトレーニングを行ったシチュエーションの一つをご紹介します。
日常生活編
昼休み、ファミリーレストランに行きました。
そこでハンバーグセットを注文しましたがステーキセットが出てきました。
あなたならどうしますか?
A:店員を呼びつけ怒鳴って文句を言う
B:店員に間違えを伝える
C:黙って我慢して食べる
上記のような選択肢で自分ならどう対処するか考え、その意見をグループの人に理由なども添えて伝えます。
このような状況でどう対応すべきか話し合いますが、多数決や一人の意見だけを押し通すのはNGです。
グループの人が納得するような答えと理由を話し合うことが大切です。
さて、次はSST(ソーシャルスキルトレーニング)について書かせていただきます。
SSTは、どんな場面でどんな振る舞いをすればいいのかということを、職員と利用者様が実際にロールプレイングしたりして学ぶプログラムです。
今までに行った内容は、下記の通りです。
ノーゴーサインについては自分が話したくないときに話しかけられた場合などにノーゴーサインを出し、相手に今は話しかけられたくないという合図を出します。
目を合わせない、無視するなどもノーゴーサインです。
最後にお礼をいいます。
欠席の連絡をする際は、内容を手短にまとめて伝えます。
欠席・遅刻・早退する際はお詫びの言葉を言います。
遅刻の連絡をする際は遅刻をすると分かった時点で連絡をします。
丁寧な言葉遣いや態度で謝ります。
謝りの言葉を伝えた後に挽回するための言葉、またはやる気をみせる言葉を添えます。
相談したい内容を要点をまとめて伝えます。
自分はどうしたいのか伝えます。
最後に相談を受けてくれた人にお礼を言います。
SSTでは実際に仕事をする上で大切になっていくことを学べます。
1回では身につきませんが、何回も繰り返し行っていくうちに身についていきます。