【溝の口】「仕事を長く働き続けるポイント」カリキュラム開催報告

障害者の就職を支援するウェルビー溝の口駅前センターでは、12月19日(土)に、卒業生をお招きして、「仕事を長く働き続けるポイント」について講義と懇談会をしましたので、一部をご紹介します。

<仕事を長く働き続けるためのポイント>
1.ルールを守る(遅刻・欠席・作業中の私語・服薬など)
2.自分の今の力の60~70%くらいの力でできる仕事内容
3.焦らずゆっくり、続けられる仕事・職場を見つける
4.良い時は良い時なりに、悪い時は悪い時なりに仕事ができる力を身に付ける
5.日常生活リズムを崩さないこと
6.生活のことや仕事のことを相談できる人をもつこと
7.メンタル面を補うための体力を身に付けること

<ウェルビーへ何を目的に通所したか>
・働いて、元気に生活をしたいという思いが強かった。
・人とのコミュニケーションが苦手なため、対人技能の向上を目的に通所した。
・生活リズムの改善と、自信をもつため。
・自分の障害についての理解や、得手不得手を知るため。
・自立や社会復帰を目的に、安定して長く働けることを目的に通所した。

<ウェルビーで役に立ったこと>
・仕事の業務で商品検索があるため、PC訓練の数値入力が役に立った。
・企業実践やベーシックトレーニングは、働いたときに業務の基礎となるので糧になった。
・対人技能訓練(SST)で、人との距離の取り方や上手な断り方を習得できた。

<成長出来たと実感すること>
・ウェルビーでビジネスマナーを学び、職場での挨拶は自分からするように心掛け、社交的になることができた。
・障害者だから出来ない・・・とならずに、自分の障害と向き合うことの大切さと達成感を実感した。
・障害の特性上、緊張しやすい特徴がありますが、ウェルビーのコミュニケーション系カリキュラムに参加をして、対人技能に自信をもつことができた。その結果、現在も安定して働き続けることが出来ている。

<受講者の感想>
・現在、就職活動で苦戦をしているが、OB・OGの話を聞き、「ここでくじけていられない。頑張ろう」と励みになった。
・仕事をする上で、報告・連絡・相談の重要性を実感できた。今後、ビジネスマナーで学んだことを企業実践で、活かしていきたいと思った。
・失敗やミスをしたときに、凹むのではなく、どうしたら失敗が減るか改善策を考える重要性を知った。
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