【岡山駅前】卒業生の声

こんにちは。岡山駅前センターです。

春は卒業の季節ですね。

ウェルビーでも3月-4月の2カ月で、なんと「8名」の方の就職が決まり、卒業されます。卒業が決まったN様がウェルビーを利用したきっかけは、「卒業生の声」を読んだことからです

そんなN様ご自身が、この度、「卒業生の声」を書いて下さることになりました。

卒業生の声(N様 手配)

前職では、身体を使う軽作業系のお仕事をしていました。

そして身体を壊したことがきっかけで、前職を辞めました。

そんな中、私が最初にウェルビーを知ったきっかけが、SNS(全国向け)の広告でした。

卒業生の声を読んで、「え!本当!だったら嬉しい!!」と思った日もあれば、「いやいや、嘘だ。サクラが書いてるわ。」と一喜一憂していました。

ある日、ハローワークの職員さんから、就労移行支援の話を伺いました。

前職でお世話になった計画相談支援の方にも相談し、いくつかの就労移行支援事業所の見学をした結果、ウェルビーの体験をすることにしました。

最初は、センターに慣れる事から始めました、週4日の半日通所です。

センターに通所してまもなく、担当支援員さんから、事務職の職場実習応募の話が有りました。

1カ月のお仕事です。

私はどうしようと悩みましたが、「未経験の事務職を経験できるし、受かるかわからないけど応募しよう。」と応募を決めました。

まさか、決まるとは思わなかったので、決まったときはとても驚いたことを覚えています。

毎日、フルタイムで実習することになったのですが、頑張って実習をこなしました。

就業中の方と同じ業務を経験させて頂きました。

朝起きてから実習先に着くまでの時間配分や、生活リズムを整えることが出来たのは、この実習で、培われたと思っています。

実習期間は毎週末、私、ウェルビーの担当支援員さん、実習先の上長、関係機関の支援員さんでのミーティングが有るのですが、「遅刻をしたこと」「社内の備品を破損したこと(すぐに報告しています)」についてなどを振り返り、対策を一緒に考えるなど、行いました。

実習での経験はとても貴重なことであり、今でも夢を見ているような感覚です。

この経験から、事務職に就職したいと思う気持ちが強くなり、自分の気持ちも伝えました。

私は、前職にいた時、「声が大きいから小さくするように」「言葉遣いがなっていない」などの指摘が有りました。

この課題は、前職をやめた時にクリアできたものもあれば、クリアできなかったものもありました。

ウェルビーで、その課題をクリアして、ブラッシュアップしたいと思いながら、取り組みました。

特に、力を入れていたのは、オフィスワークシミュレーション(ウェルビー内で行う企業を模した実務活動)の「電話応対課」でした。

声のトーン、大きさ、スピードなどを、気をつけながら自分のものにしていきました。

電話応対課の経験は、私の宝物です。

1点、後悔は、オフィスワークシミュレーションの「庶務課」を、ちゃんと取り組めばよかったと思っています。

なぜならば、庶務課の仕事は会社内の縁の下の力持ちなんだなと、実感したからです。

電話応対課の訓練をしていた時、庶務課の訓練を見る機会があり、「この業務は庶務課がすることなんだ」と、思いながら訓練をしていたからです。

オフィスワークシミュレーションでは、「庶務課」「電話応対課」「広報課」の訓練をしてきました。

実務のスキルが身についていったと思います。

言葉遣いやビジネスマナーを身につけたい方は、コミュニケーションのプログラムである「グループワーク」「グループディスカッション」もあります。

今ここにあげたプログラム以外にもコツコツと自分のものにしようと一生懸命取り組みました。

ときには、気分的にしたくないプログラムがいくつかありました。

その中のひとつが、ウォーキングでした。

その都度私は、支援員さんに「ウォーキング行きたくないです」と伝えても「ウォーキング行きましょう」と、促されながら行っていたことがありましたが、結果的に実習期間の体力や、入社前の健康診断に役立ったと思っています。

また私は、ここでの通所をするのに、何回も遅刻をしていました。

面談でも「どうして遅刻してるの?」と聞かれたことがありました。

そこで、なぜ遅刻してしまうのかを、考えてみました。

公共交通機関の選択肢がいくつかあったので、時間配分の計算ができず、行きも帰りも気持ちが沈んでいることに気づきました。

これではいけないと思い、朝のルートを固定することで、「遅刻0」になりました。

訓練中は、穏やかに訓練に集中できているときもあれば、なかなか訓練に集中できなくてモヤモヤな気持ちになったりします。

そんなときは、支援員さんに相談してみてください。

本当に些細なこと、気になることを小さいうちに支援員さんに相談することで、「報連相」の練習にもなります。

私は、その時々のモヤモヤした気持ちを伝える時の相談相手は、敢えて担当ではない支援員さんに相談していました。

担当支援員さんが居ないときにも、モヤモヤは発生することが有ります。

就職してからも上長が不在のときがきっとあるでしょう。

そんなときでも、早く解決したいという気持ちと、更にいろいろな方に相談するのが、自身の「報連相」の訓練になると考えたからです。

相談した内容は、支援員さん全員が共有してくださいますので、いつも私は、安心して訓練に臨むことができました。

ウェルビーに入るまでは、1人で悩みながら、就職活動をしていたし、次の就職先は経験のない事務職に就職したいという思いで活動していました。

きっかけは、社会人としての立ち振る舞いを見直したいと思っていたので、ウェルビーを利用してみました。

きっと、ここで就職活動してよかったと思えますし、社会人としての立ち振る舞いを見直したい人や、今よりもっときれいな立ち振る舞いを身につけたいのであれば、ぜひウェルビーの扉を開いてみてください。

担当支援員より

利用当初から「オフィスカジュアル」で通所、挨拶や返事なども、ビジネスマナーを意識されてましたよね。

そして就職に向けていつも前向きに取り組まれていました。

そういった姿を拝見した上で、職場実習を入所早々にご提案しました。

この方なら1カ月の実習期間を有意義に使って下さると実感したからなんですよ。

「ウォーキング」の件は、私もよく覚えています。

就職してから業務の選り好みは出来ないので、と説明するとすぐにご理解に及ばれ、気持ちを切り替えて下さっていましたよね。

N様の柔軟な考え方やとびきりの笑顔は、職場で求められる「就業スキル」です。

実習の振り返りで企業様側が早々に「採用」をほのめかされたのも、印象的なエピソードでした。

受付事務のお仕事では、「笑顔」と「ビジネスマナー」を如何なく発揮されることでしょう。

 

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