【上大岡】カリキュラム内容(SSTについて)【キーワード】:『横浜市港南区・南区・金沢区』 『障害者』 『就職・仕事・働く』

はじめに・・・
ウェルビー上大岡センターでは週1回、職場での作業を想定した実践的な訓練『企業実践プログラム』を実施しております。
このブログは『企業実践プログラム』にて広報課の作業の一環として、作成と発信しております。
このブログを通して、より多くの方にウェルビーがどんなところなのか、ウェルビー上大岡センターではどんなことしているのか、などなど
障害や病気をもっていても自分らしく働くために何が必要なのか、色んな視点で情報発信をして参ります。
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こんにちはウェルビー上大岡の広報課です!今回は秋から冬のシーズンにかけて、ここ最近ウェルビーで毎週行われているカリキュラム内容についてご紹介したいと思います。

今回のテーマはグループワークです。グループワークは毎週火曜日午前中に行われています(11月現在)。グループワークには4種類のトレーニングがあります。

まず一つ目はSST(ソーシャルスキルトレーニング)です。「SSTってなんだろう?」と思った方もいると思います。SSTとはソーシャルスキルトレーニングの略です。
社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につけるための訓練のことを指します。
具体的にはどのような事をしているのか?最近のグループワークで行った一例を出します。テーマは「欠席・遅刻・早退の連絡をする」です。
社会に出たら欠席・遅刻・早退などの連絡は、絶対と言っていいほどの社会的なマナーとなります。これらの連絡をしたいけれどどのような言い方、内容で会社の方に連絡をすれば良いのかは慣れていないと難しい場面です。そこで訓練を通じてまず自分なりの連絡の仕方を考えて、最後にスタッフの方が一般的な回答、連絡の仕方を教えてくれるという流れで行っています。
簡単な例で「欠席をする」場面でのロールプレイングをしました。

A→上司(連絡を受ける側)   B→自分(欠席の連絡をする側)

① B:『ウェルビー上大岡の〇〇(自分の名前)です。〇〇さん(上司の名前)は今いらっしゃいますでしょうか?』

A:『おはようございます。お電話変わりました○○です(上司の名前)。どうしましたか?』

② B:『おはようございます、○○(自分の名前)です。今朝、38℃ほど熱がございまして欠席をしようと思います。大変申し訳御座いません。これから病院へ向かおうと思います。』

A:『はい、了解しました。お大事になさってください。』

③ B:『診察が終わり次第、再度ご連絡いたします。それでは失礼致します。』

A:『失礼致します。』

 

このようなAとBとの会話の中で、まずB側(自分)の役を自分なりに考えながら正解に近い会話を考えます。皆さんならどのような会話を考えたでしょうか?
ここで私が勉強になった事は2点あります。1つ目は、会話の中でまず自分の名前をしっかりと言って挨拶をした後、②の場面でも連絡をする上司の方に電話が変わった時、もう一度挨拶をきちんとし直した点です。電話を最初にとった人には挨拶をしましたが、電話を代わった上司にも再度挨拶をしています。
2つ目は、③で病院での診察後の診断結果も連絡をしようとしている点です。現在コロナ禍で高熱が出ているということは、会社側にとって気になる点だと思います。このように診断結果をしっかりと伝えることにより会社側、上司側もしっかりと対応ができる事につながると思いました。
これらのような細かい部分は社会人としてとても大事な事であり、私もとても勉強になりました。

以上のような社会に出た際に役立つスキル、知識をグループワークで身につける事ができます。グループワークにはSSTの訓練以外にも伝達トレーニング(相手に対していかに簡潔で分かりやすく伝えられるか)やアサーション(相手の意見を尊重しつつ、自身の意見・主張を伝える訓練)、ディスカッション(グループで一つの課題に対して話し合い、協力して議論を進めていくトレーニング)などがあります。
SST以外の訓練内容に関しての例などはまた後日、記載したいと考えております。

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