【朝霞台】「ウェルビーに通ってみて」

こんにちは!ウェルビー朝霞台駅前センター利用者のKです。
いつもは広報課でポスターをつくったり、ブログの記事を書いたりしています(*’▽’)

1年と1カ月ほどセンターで訓練を続けていたのですが、この度内定をいただくことができました…!(/・ω・)/
今回はブログの記事を任されたので「ウェルビーに通ってみて」というテーマで書かせていただきました!

「就労移行支援ってどんなところだろう…」「通いたいけど、どの事業所がええんやろか…」などなど、お悩みの方に訓練の様子が少しでも伝わればいいなぁー、と思っています(*´∀`)

1.「通ったきっかけを教えてください」
まず、前職を体調不良などが理由で退職したことが、一番のきっかけです。
前職の在職中に障害者手帳は取得しており、そちらを使っての就労を行うことで心理的な不安を軽減しながら仕事をできるのではないかな、と考えていました。

以前に障害者の方と関わる仕事をしていたため、就労移行支援というシステムは知っていたのですが、あまり利用は考えていませんでした。当時は自分自身の障害理解についてはあまりピンときておらず…。

その一方で、ここ数年で感じていた「生きづらさ」「働きづらさ」と向き合って、うまい付き合い方を考えながら生きていきたいという思いも強かったため、退職直後はインターネットで障害者就労について色々と調べていました。

ただ、障害者枠で就職活動をされている人のブログや記録を見ていると、私とは段違いに「自分自身」について分析・理解をされている方が多く見受けられて、そのあたりから今のままの自分の状態で就職しても、早期退職を繰り返して…という負のループに陥るのでは、と懸念していました。

受診していた病院のデイケアサービスを利用していたところ、センターのスタッフの方が出張で講座を開かれていて、そちらを聞きながらこれなら今の不安を解消する糸口になるかも…と感じ、見学を行うことにしました。

就労移行支援施設の候補はいくつかあったのですが
(1)通所できる距離かどうか(交通費などの負担も含め)
(2)カリキュラム内容、雰囲気は自分にあっているか
(3)他の諸機関(医療・福祉)との連携はとれているか
を軸に考え、他の事業所の見学等も行い比較した結果、ウェルビー(朝霞台駅前センター)に通所することを決めました。

2.支援内容について
・定期的な面談
・生活等についての相談
・訓練中での技術的なアプローチ
などなど、基本的に困ったことがあれば、なんでもスタッフの方に相談…というところでしょうか。

それこそ、ハトが自宅に巣を作ってしまったんですがどうすべきでしょう…ですとか。
知らんがな…と返されても仕方のないことを相談したりもしました(笑)

基本的には職場を想定している場なので、訓練中は集中して取り組むわけですが、休憩時間や面談の時間ではセンターの内外含めて、困ったことをざっくばらんに相談していました。
結局困ったことが訓練のパフォーマンスに響いてくることも多いので…。

実はこの困ったことを解消して訓練に取り組んだ方が、パフォーマンスが向上する…というのも今言われれば当たり前なのですが、当時はそんなのは甘えだ、みんなそれでも頑張っているのに…と考えて自分自身を責めてしまい、負の思考回路のループに陥って…ということが非常に多く、苦心していました。この認知の歪みに気付き、少しでも修正できたのは私自身の中でも収穫が大きかったように思います。

3.カリキュラムについて
当センターではいろいろなカリキュラムが実施されていますが、大別して3つのカテゴリーに分けることができるのかな、と思います。
【グループ解決系】
・グループワーク、グループディスカッション、企業実践
【個別課題系】
・基礎トレーニング、ベーシックトレーニング、PC訓練
【講義】
・ビジネスマナー講座、就活プログラム
朝霞台駅前センターについてのお話になってしまいますが、他の就労移行支援事業所と比較して(グループ解決系の課題を除いて)訓練中の会話が少なく、キッチリと集中して何かをできるようになりたい!という方に向いていると思います。自身のことで言うと個別課題の時間で苦手だったExcelの関数や表づくりから、黙々と取り組むことができたので非常にありがたく感じました。

4.ウェルビーに通って良かったこと、悪かったこと
ウェルビーでの訓練を通じて、自らの課題を見つけてそれに対して私なりの答えを、時間をかけてみつけられたのは良かったなぁ、と思います。

私はマルチタスクや突発的なものごとが苦手なのですが、仕事の中では苦手など関係なく素早く対応しないといけない場面が大半なので、そういった本質的な部分に向き合って対策をスタッフの方と考えて、取り組んでいくことで再就職につなげることができたのではないかと思います。

一方で不明点や疑問点が出た場合、ある程度自らで「何がわからないか」を説明する、あるいはしようとする能動性のようなものが訓練の中で求められるように感じます。
このあたりの雰囲気や文化などは事業所により大きく異なる部分なので、ウェルビー以外にも何カ所かの見学・体験をしたうえで、安心して通うことのできるところを探すことが大切だと思います。

5.ウェルビーの利用を検討している方に
他の設問でウェルビーへの通所理由は書かせて頂いたので、金銭面のことについても記載しようかと思います。私が通所前に大きく懸念していた事項は通所している間の生活費についてでした。

私の場合は失業給付を頂きながら訓練を受けていたのですが、障害者手帳を持っていたので「就労困難者」として認定を頂き、およそ10か月の給付(令和3年3月時点)を受けることができました。その期間を過ぎてからは、住居確保給付金制度やパートナーの収入、貯蓄を併用しながら通所をしておりました。

金銭面の不安、障害面などの不安については個々に応じた支援の手段があると思うので、通所を相談する際にスタッフの方に相談することで安心した通所訓練につながるのでは、と思います。

…以上!一問一答をお送りしました。
最後の設問の金銭面に関することとか、今まで切実に感じていたけれど他の方にお伝えする機会が中々なかった内容についても、書かせていただきました…!
読んでくださった方が、自分の障害に向き合っていくヒントになれば、これ以上に嬉しいことはありません(*’ω’*)

ではでは、お読みいただきましてありがとうございましたー!(*- -)(*_ _)