【名古屋】1月11日開催 「自分で出来る認知行動療法」のご報告

毎月イベントプログラムを実施しているウェルビー名古屋駅前センターでは、スタッフ6名がそれぞれ得意分野の講義を実施しています。

1月11日には就職活動のための自己理解の一環として、
自分で出来る認知行動療法を実施いたしました。
【名古屋】自分で出来る認知行動療法表紙

<特別公開>「自分でできる認知行動療法」講座の一部をご紹介【名古屋】自分で出来る認知行動療法「認知とは」
心理学でいう認知とは、その人が起こった出来事に対して「思う」「感じる」「受け取る」方法のことです(「ものの見方」「考え方」「事実の受け取り方」)。
これは人によって全く違い、同じ認知の人はいないと言っていいでしょう。

つらい、悲しい、さびしい、怒り、楽しい、嬉しい・・・
人間には様々な感情がありますが、その感情に影響を与えるのは、認知のあり方です。
自分の認知の仕組みや癖を知っておくことで対応したり、カバーしたりすることが出来ます。

自分の認知を理解し、コントロールする。
これが認知行動療法です。

【名古屋】自分で出来る認知行動療法「考え方を変えること」
認知行動療法の基本である「認知」「感情」について、まず最初のステップは、自分の中で 「認知」「感情」を分けてみることです。

なぜ分けることが大事なのかと言うと、「感情」は変えることは難しいですが、「認知」は変えることができるからです。

例えば会議の席でとても緊張している人がいたとします。
緊張はいやなものですので、「緊張しないようにしよう!」と 思ってもうまくいかないですよね。
感情を直接操作することは難しいです。

しかし、「認知」(考え方)はわりと変えやすいです。
「緊張しながらお話してみよう」
「緊張は自然なことだから、多少硬くなっても伝えることはしっかり伝えよう」
と自分の中で考え直すことができます。
そして大事な点が、考え直すことによって、感情が幾分緩やかになるということが心理学の研究でわかってきていることです。

すなわち「認知」「感情」を分けられるようになると、「認知」を健康的にすることで、「感情」のあり方も健康的にすることができるのです。

 

今回の講座では、認知って何?というところから、
実際に自分の感情を書き出す練習問題や自分の認知を客観的に見つめる方法まで、色々トライしていただきました!

難しい印象のある心理学ですが、基礎の部分はそれほど難しくありません。
参加された皆さまも興味を持って聞いていただけました。

1月は他にも「正しい食事の取り方」「アンガーマネジメント第2弾」を実施予定です。

随時見学・体験は歓迎しております。
ぜひ一度いらして見て下さい。お待ちしております!